海に近い場所で空を想ふ -3ページ目
風に流されてどこかへ
たどりつく場所をさがし ゆらゆらと
おちて、おちて、舞いおちて
もうあの場所には戻れない
もう大空と大地の間には還れない
夕闇を閉じ込めた瓶の中には
願いを叶える精なんかいない
遠い昔の 想い
今も抱えて そのまま
褪せて消えそうになったら
触れて想う …ただ冷たいだけ
「馬鹿みてぇ」 と
煙草揺らし 傾げた
もしもあの日に何を詰めたら
笑ってもらえたかと 今 思う
あぁ 届かない その天の光には
あぁ 叶わない どんな彩があろうと
この白い砂のうえで
わたしを照らす その光に焦がれる
くるり くるりと まわる世界を見つめて
きらり きらりと のぼる光を求めて
出会って 別れて まるで 誰かのモノガタリだね
つづく ながい ユキの道
振り返れば あしあと
歩いた数だけ ボクを追って
追いつくことなど ありはしないのに
追いかけることも ありはしないのに

