海に近い場所で空を想ふ -2ページ目

深淵

海に近い場所で空を想ふ-08-03-15

光のない 其処にある
真理の先の その先にある

そして 何もないことに気付く

区画整理

海に近い場所で空を想ふ-08-08-21

とおい とおい未来でも

空は

切り取られているのでしょうか

深海

08-06-20

光は戯れに 手を伸ばした
 闇はのろりと あおぎ見た

光は闇の暗さに躊躇い
 闇は光の目映さに眩んだ

手が届いたのか
 見ることが叶ったのか

どちらにもわからなかった

鈍色

08-06-18

駆け上がる先に何があろうと
わたしたちは決して立ち止まれない

自然と呼ばれる世界の掌の上
マリオネットは踊り続ける

その瞳が鈍色になるまで
その身体が土になるまで

石のうえに舞う

06-10-28-2

ひらひら ひらひら
遠くへ行くがいい

私から 離れて
朽ちるその日まで遠くへ

さよならの詩

07-04-28

早く行け と叫んでくれれば

笑顔なんてつくらなかったのに


抱擁


04-12-19


なつかしい このあたたかさを知っていた

酷くやさしい その感情を感じていた

ひとりぼっちだった この心が緩んでゆく

これがきっと 愛と呼ぶものだった


不届(とどかず)の星

06-11-04

あなたはそうやって高みで輝く
たった一つの星

私が追い越す その日まで
その高さで光っていて

いつか笑いながら 交代を宣言してあげる

屑籠


06-10-25

未熟な感情 と 淡い想い を

この籠に捨ててしまえば

私はあなたを忘れられますか?

白線


06-10-28

遠き地にいる あなたを思い出す

青のキャンバスに描かれた 一筋の白