行方も知らず心に橋を架けていく
繋いで結んでも高鳴る鼓動は今日も
大事な糸を解いていると気付かない
そんな綱渡りの先にあるモノが何か
いつか分かるなんて期待するんだ
時にはきつく弛まない道ができる
底が抜けてもどんなに不安定でも
たった1つ確かな道が在るだけで
その先に縋るには十分だったんだ
深い深い心の闇に落ちていった糸が
照らす明かりを頼りに歩んでいる
どうしたってどうにもならずに抱え込んで
気付いてたって忘れてしまうからこの心は
いつも闇に消えていった光に手を伸ばしている
踏みしめた跡を難く閉ざし届かなくても
白黒の昨日を焼き付ける
いくつかの糸は解けずに切れてしまう
結び直したくても足りなくなるんだ
仕方がないけど勿体なくも思って
別の場所を繋ごうとしても敵わなくて
大切に色を塗ってはポケットにしまう
危ない橋を渡りながら未来を思うたび
僕のポケットの中に架かる虹が浮かぶ
どうしたってどうにもならずに立ち尽くして
見えてたって見えなくなるからこの両手は
いつもポケットの中の虹を手繰り寄せている
握り締めた汗や拭った涙で淡く褪せても
七色の今日を繋ぎ留める
思うのか思わされているのか
どんなに橋を架け続けても心の在り処には辿り着けない
無数の糸が受け止めてくれる
そう信じたいけど委ねるのも敵いそうにはなくて
自分を信じられるのなら 或いはまだ
千切れた糸を撚り集めれば 或いはまだ
切れ間のない虹が架かる
崩れそうな橋を架けてきた自分と
切れ間のない虹を架けた自分は
何が...違うのか今なら 或いはまだ
どうしたってどうにもならずに知らない振りで
気付いてたって逃げ出そうとするから心は
いつも短くボロボロなが糸を頼りに歩いている
儚く千切れた糸も奈落の底を照らす糸も
虹色の明日を確かに導く
雨の晴れ間に架かる虹を眺めながら思ったんだ
「薄汚いモノを見た後には たいていのモノが綺麗に見える
それならば...綺麗なモノってなんだろう?」と