お昼時、満員で行列ができている店、でもさすがに2時過ぎならと思ったのですが、店内はほぼ満席でした。
それでも、まあ窮屈な思いをせずに着席。
やがてというほどもなく目の前にきたもりうどんの大盛。並でもいいかなとは思ったのですが、いつもちょっと足りないと思うので、今日はお腹も空いているし(いつものこと?)大盛にしました。
太くてしっかりした武蔵野うどん、店先で打っています。
それ以外には特にどうということのないうどんなのですが、なにしろフニャフニャしていないのが好きです。
ほとんど満席の店の中で、1人の若い女性がずっとスマホをいじっていました。てっきり食べ終わった後、と思っていたら、私の後ろを熱いものが通ってゆきました。まだグツグツと音をたて、湯気が上がっている鍋焼きうどんです。運ばれたのは、かの女性のもと。ちょっと見ただけで汗が吹き出してきそうでした。
あっつーい鍋焼きうどんを鼻をすすりながら、時にやはり熱いのでしょうね、口をあけて噛む音をさせながら食べていました。
多分事情はあったのだと思います。でも、わがままな私は、周りの人のことも考えてほしいなと思ってしまいました。
そして帰ろうとすると、扉の向こう側で自販機を前にカップルが悩んでいるのです。
出口は、そこしかない。
扉が開けられない。
仕方なくしばらく待ちました。するとやっと決めて食券を買った2人は入ってくると、そこにいる私に先に入った男性は気づきもせず、後から入ってきた女性は邪魔だなぁというように眉を顰めると、席にもつかないうちに私の肩越しに食券を店の人に渡していました。
あーあ、せっかく美味しかったのに。
以上