娘がイギリス暮らしから東京へ暮らすことになった時、当時で小学校2年生にあたる時だった。
彼女の入る小学校にイギリスから私が出向き、手続きをした。 その当時、3年ぶりの東京。その間一度も一時帰国したことなかった。
学校の校長先生と教頭先生にお会いし、娘が日本語があまりできないこと、日本語がわからない時は英語で説明してもらうように私からお願いした。
いろいろそろえなきゃいけないものがいっぱいあった。しかも近くの商店街で購入しなきゃいけないものばかり。
イギリスじゃ宿題と読書の本以外は手ぶらで学校行ってたわよ、娘。
学校に全部あったから。
めんどくさぁ、と思ったけど、娘のため。
だけど・・・商店街
現金しか扱ってないわけ。
カードを扱ってくれるところなんてなかった!!
地元商店街のおじいさん、おばあさんがやっている所でうわばきとか、防災頭巾を買ったり・・・などなど。
帰国したばっかりで手持ちの日本円なんか限られてる。
多額の現金を持ち歩かなきゃならない。
危ないなぁ。
驚いたのは、その商店街にあるam pmのコンビ二でプリペイドの携帯を買ったのだが、そこでも
「5800円です。」
といわれたので、カードで払おうと思ったら、
「カードだめなの。現金じゃないと。」
だって!!
5800円よ!!カード使えるようにしてよぉ。
いまだにそうよね、日本って、カード払いはいくらいくらからとか、カードは扱ってないとか。
イギリスは50P(ペンス)((約100円)でもカード使えるぞ!!
前置きが長くなったが、
ランドセル
自分自身が子供のころあんまり役立たなかったなぁと思う。(私が小学校4年のときは、ランドセルは使わず、すでに手提げのかばんを使っていた。)
それと
ランドセルって高いじゃない?
値段の割りに使う年数が限られてるし。
子供ブランドの肩からしょうナップザックバッグのほうが軽いし、デザインもかわいいじゃない?
どの先生か忘れたけど、先生に私が、
「ランドセルじゃなきゃだめなんでしょうか?もっと軽いナップザックみたいなのじゃだめですか?」
先生:「 おかあさま、生徒みなさんが持っていますから、ランドセルはそろえていただかないと・・・娘さんも仲間はずれされたら困るでしょうし・・・」
みんながそうしてる!!ってだけでランドセル買わなきゃいけないわけ???
しぶしぶ買いましたわ。
無難な赤を
現金でね(カード使えなかった。)
今いろんな色あるのよね。
だけど、本当に必要かなぁ?
重いしね。(軽めっていったって重いですよね?)
このエピソードご存知ですか?
海で遭難ボートの上にドイツ人、アメリカ人、日本人が乗っていて、(イギリス人も乗っていたか忘れた。)誰か1人が犠牲にならなきゃいけないという場面で、その1人に海に飛び込んでもらう理由を言う場面があった。
ドイツ人には
「規則です。」
アメリカ人には
" You are a hero "
日本人には
「みんながそうしてますから。」
みんながそうしてるから、とか みんなそう思ってる とか、 みんなが言っているって言う「みんな」 って誰???
本当にみんななのか?
案外1-2人のことをみんなと言っているんじゃないぃい??
日本はとても良いところ。私はとても好きだ。自分の生まれた国だし。日本人だし。
イギリスのほうがいろいろと文句がある。
ただし、カードの件と、みんなが云々っての以外ね
*追記
遭難ボートのエピソード、イギリス人には 「紳士なら飛びこむべきです。」だそうです。