一般社団法人体力メンテナンス協会
関東支部長
leiです



大好きで尊敬している関東副支部長
久保寺恵子先生のコラムから抜粋いたしました



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【ママになっても「自分の好き」を大切にしていますか?】
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育児期の母親の心理状態について、これまでも多くの研究がなされていますが、その中でも社会的に大きな影響を与えた知見があります。
それは、女性が「母」や「妻」などの家族役割から解放され、「自分」の時間や「自分」を表現する機会を持つことが、育児不安を軽減する効果につながるという指摘です。
現代の母親は、「育児によって母親は成長する」という考えを支持する一方、「子育てと家事だけで一生を終わりたくない」という個々の欲求も認めており、こういった母親の心理傾向は年月と共に容認されるようになっています。しかし、こうした状況であっても、我が子を預けることに引け目を感じ、個人的な外出のために預けるべきではないという世間からの無言の圧力に、多くの母親がジレンマを感じているのも事実です。
【世の中のママに一番伝えたいこと】
ママになり、大きな幸せを手に入れたと世間が羨む一方で、当事者のママは目の前の赤ちゃんの命を必死で守り、24時間ノンストップの育児にひたすら奮闘しています。毎日休みなく続く育児は体も精神もギリギリの状態に追い込むことも決して珍しくありません。
あなたは今、心から笑えていますか?ありのままの自分で母となった生活を楽しむことが出来ていますか?
理想の母を演じる自分に疲弊しながら毎日を過ごしていませんか?心の奥底では「育児不適者」というレッテルを張られるのではという怖さに怯えていませんか?
自分が何に対してジレンマを感じ、葛藤し、困っているのか。必死に母親役割を頑張っている時こそ、自己に向き合い、ありのままの自分を「価値ある存在」として認めてあげることが大切です。
産後女性に必要なこと。それは第一に体力をつけ、エネルギーで満たされた体をつくることです。体力がつき、体が元気になれば、おのずと気力がわき、ブレない軸が生まれます。
そうなったとき、あなたははじめて「世間の母親規範」や「自分で作り出した理想の母親像」から解放され、心穏やかに「“母親となったひとりの女性”としての生き方」を楽しむことが出来るのではないでしょうか。


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