デビッドボウイが大ブレイクする直前を描いた映画、『STARDUST』を観てきました。
わたしが洋楽にどっぷりハマるころには、既に大スターだったボウイ。こんな時代があったのかー！
ジギー・スターダストという別人格を作り出し、精神の安定を得たように見えるボウイ。偉大なパフォーマーというのは、やはり内面的な葛藤が大きいのだなぁ。。。
その葛藤から生まれるものに、人は魅了されるのですね。
この映画を観た翌日、お友達をお茶をしていたときに、あるひとりが『10年くらい前に、それまでいろんな役割を演じてきたことに気が付いて、自分を取り戻す作業をしたんだ』と言う話になりました。
人は、少なからずたくさんの役割の中で生きています。女性だったら、生まれたときは娘。もし結婚したら、妻。子供が生まれたら、母。会社勤めすれば、部下の役か上司の役か。たくさんありますね。
彼女はそれを『自分』に絞ったということでした。
わたしはこの映画を観た直後でもあったので、いくつもの役割を演じることが悪いことではない、と、その話を聞きながら思いました。
むしろ、ひとつの自分しかなかったら、逃げ場がなくて苦しいのではないかしら？例えば会社勤めをしていて、勤務先で嫌なことがあったとしても、就業時間になって外に出たら会社員という服を脱げば切り替えられるってこともある。
人格や役割がたくさんあるということは悪いことではなく、むしろしっかりと逃げ場を確保できるということ。
では、ないかしら。
今週に入り、ようやく外で大っぴらにお酒が飲めるようになりました！
映画後のランチ。
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