法螺貝様が来ました | Hoʻola ~自分を生きる~

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ハワイが大好き。
写真を撮るのが大好き。
視えない世界も、視える世界もひっくるめて、
この世を遊ぶように楽しんでいこうと思ってます♪

わたしは修験僧ではありませんが、法螺を立てるのが好きです。

※法螺は「吹く」ではなく、「立てる」と言うようです。

 

2006年にご縁あって熊野の修験僧に習い始めました。それから意識を向けると、世界の様々な地域で法螺は利用されていることを知りました。主にコミュニケーションのツールとして。

 

人間が大声で叫んでも、声の届く範囲はそれなりですが、法螺だと遠くまで響きます。人が来たとき、儀式が始まるとき。ハワイでも法螺は吹きます。船が出港するとき、そして帰港するときにも。

 

ハワイの創世神話では、法螺の音とともに世界が始まったという記述もあります。

 

このたび、ご縁あって修験スタイルの法螺を見繕っていただきました。

 

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こんな感じでマウスピースがついているのです。これがあると吹きやすくて、ある程度の音階も出せます。←わたし、小学生の頃トランペット吹いてました。

 

ポリネシアンスタイルは、マウスピースがついていません。

 

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これでも、十分音は出ますし、シンプルで素敵。

 

 

わたしの法螺シスターで、ほとけ画師の奥田あやがこの世を去ってから8年。彼女と最後に会ったのは、戸隠でした。

 

ふたりで早朝の奥宮まで法螺を立てに行き、その道すがら、何に対してか分からないけどずっと爆笑していました。

 

それから何となく法螺から離れていましたが、数年前から再びご縁のある修験僧から、たまにお稽古していただくようになっていた去年の暮れ頃。

 

何となく、あやが

『お前、まだ意地張ってんの?

オレは先に行く』

って言った気がしました。

 

新たに法螺を立て始めた人々が、躊躇なく自分の法螺を手にしていく中、なかなか自分の法螺を持つ気になれなかったのは、わたしが意地っ張りだからなのか。

 

そう思ったとき、名前が降りてきました。

 

準備ができた、ってことですね。

 

その名前はハワイ語で『Ola Ka Honua』。

Heal the Earth.

Cure our land.

そんな意味の言葉。

 

ハワイでは、何か物を手に入れようとするとき、名前が先に降りてきます。それが準備ができたという合図なのです。カヌーもそう。サーファーにとってはサーフボードだったり、チャンターにはイプやパフがそうでしょう。

 

で、師匠に貝を見繕って欲しいとお願いし、このたびやってきた子が1枚目の写真です。

 

あやがわたしだと言って描いてくれた絵は、いまも宝物です。瀬織津姫だそう。

 

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