子供の頃から好きだったものって、純粋に「好き」で構成されています。あたしは子供の頃、食べた果物や野菜の種を植えて、発芽させるのが好きでした。団地住まい、それも古い官舎だったので、庭もベランダもなくて、発芽させてから大きくすることはなかったけれど、今も拾った種などを発芽させています。そしてバルコニーで育てているので、まじで足の踏み場がなくなってきています(汗)
それともうひとつ好きだったもの。それが天気予報。子供の頃、あのラジオを聴きながら、「ウラジオストク、曇り、南の風、風力3」とかっていうのを、白地図に書き込んだりしていました。
先日、三宅島の帰りに、カヌー仲間にそんな話をしたら、「気象予報士にチャレンジしてみたら」と言われたのです。話の流れだったので、仲間は言ったことすら忘れているかもしれませんが、あたしの心にはそれがずっと残っていて。。。
合格するかどうかは別として、気象の勉強をもう一度やってみようかな、と。で、楽天のポイントがかなりたまっていたので、取り寄せてみました。これは気象予報士を目指す人のバイブルだそうです。
分かってはいたけど、中身はかなり理系!芸術学部出身のあたしでも大丈夫かなー?!実は理系の勉強って割と好きです。数学以外は。
だけど、あの仲間のひと言がなかったら、きっとこの一歩を踏み出すこともなかったでしょう。そう思うと、不思議だなぁ、と思います。きっとすべての人の周りには可能性がいっぱい転がっているけれど、それに気がつくか気がつかないかだけなのだと思います。
何年かかるかわかりませんが、好きなことだから気負わずに、少しずつ知識を増やしていこうと思います。そんな8月の決意でした。