手術後1ヶ月経ちました | Hoʻola ~自分を生きる~

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今日で手術後1ヶ月経ちました。
早いような、長いような。

【2016年】
2月3日 入院&各種検査
2月4日 手術
2月12日 退院
2月13日 左の顔面麻痺に気づく
2月19日 ドクターに麻痺の件を電話。翌日診察で呼び出しを受ける
2月20日 診察。ステロイド、メバチコン、アデホスコーワの服用開始
2月28日 左側の顔面が少し動く
3月1日 仕事に復帰
3月2日 再度診察。服薬の延長(涙)

だいたいこんな経過です。3月2日の診察で、ステロイドが延長されたのがちょっとショック。

今、少しずつ左の口角が上がるようになってきました。麻痺が分かってから、約2週間でした。こうやって少しずつ改善していくのが分かると、本当に気分的に楽になります。

麻痺の改善は口元から始まって、その後だんだん範囲が上に広がっていくそうです。確かに口元から動くようになってきました。

そして、「体力の消耗はなるべく避けるように」とのこと(笑)。なんでバレたのか(笑)。確かに、まだ麻痺が治っていませんので、そちらに体力を使う必要があります。だから余計なことにまわすな、ということなのですよね。

でも、手術後3週間経った頃から劇的に体力が戻ってきている感があって。とはいえ、手術前とは比べ物にならないくらいヘナチョコです。それでも手術~その後3週間くらいのヒドイ状況は脱したので、嬉しくて仕方ないのです。歩くスピードもかなり復活してきました。ただ、重いものはやはりまだ持てません。



そしてそして。3月1日からは仕事にも復帰しました。まだ飲み込みは難しい食材があるのと、完全復活までは出来合いの惣菜は避けたいので、あたしにしては珍しく自作のお弁当を持参しています。と言っても、おにぎりと簡単な野菜だけですけどね。自家製酵母を使ったドレッシングなどをかけています。

こうやって少しずつ体力を取り戻していっている実感があるのは、とても嬉しい。次はフラへの復帰が目標ですが、これは麻痺が治まってからになりそうです。

そして、手術後ほとんど熟睡できていませんでしたが、一昨日と昨日は結構「寝たなぁー」という感じでした。これも嬉しい。仕事に復帰したお陰でしょうか?その代わり、復帰1日目はかなり疲れました…。翌朝久しぶりに頭痛がありました。



次の診察は3月16日です。



それにしても、痙攣も耳鳴りも、左側全体の凝りや痛みも、左側だけ頻繁に寝違えてしまうこともないって、本当に楽。そして素晴らしい!4年半ぶりの開放感。

この症状を発症してからQOLはとてつもなく下がり、夜寝るときに「このまま朝になっても目が覚めなければ良いのに…」と願ったことも数限りなくあります。積極的に死にたいわけではなく、かといってこのまま生きていたくもなく。それが正直なところでした。

だけど、この経験がくれたものは本当に大きい。人に対して不用意な言葉を投げることが、どれだけ人を傷つけるかを知りました。命に関るような病気でなくても、本人にとっては大問題だということを知りました。何も気にせず笑えることが、どんなに有難いか知りました。


そして、大きな病気や事故から立ち直った人は、温かい人が多いということも。乗り越えるという経験が、人を大きく育てるのかも知れません。


この経験を謙虚に受け止めて、これからに生かしていけたら良いな。

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