新年明けましておめでとうございます(^^)
昨年もたくさんの人とのご縁で、無事に終えることができました。感謝とともに、新しい年の幕開けです。
年々月日の過ぎる速さは実感するけれど、では1年をひとことで纏めろと言われるとできないもので…(笑)。やっぱり1年は盛りだくさんなのですね。
盛りだくさんと言いつつ、昨年1年を総まとめするカードをマナカードで引いてみました。出たのは、「2-PO/AO（ポー/アオ）」のポーでした。ポーは闇や夜を意味するハワイ語です。ハワイの王室に伝わっていたチャント「Kumulipo（クムリポ）」では、暗闇が最初にあり、その闇からすべてのものが生まれてきたと謳われています。光も闇から生じたのです。
この1年、様々な出来事があったのですが、すべて今後のための種まきだったのでしょう。夜を表す別のハワイ語に、「Aumoe（アウモエ）」という言葉があります。Moe（モエ）は夢を意味します。
夢のように、はっきり覚えていないけれど、この1年の出来事は潜在意識の中に残り、これからの基盤となっていくのでしょう。このポーから何が生まれるのか。楽しみにしています。
さて、今年1年の流れをマナカードで読んでみました。
出たのは「11-Ka Wai A Ka Pililiko（カ・ワイ・ア・カ・アピリリコ）」です。カードに描かれている女性は身分の高い女性で、じっと水面に映る新月を見ています。あれ？新月って、肉眼で見えるの？と思った方。そうなんです。新月は肉眼では見えません。
じゃあ、何で見ているのかと言うと、「心の目」なのです。
昨日の深夜、というか年が明けた深夜ですが、珍しく参拝客が少なかったので、大好きな深川不動堂の護摩修行に参加させていただきました。始まるまでご本尊の不動明王を遠くから見ていたとき、急に「自分に帰る」という言葉が頭に浮かびました。
このカードを見た時も、「自分自身」という言葉が浮かびました。
普段、外の世界に目を向けがちですが、本当に大切なのは自分自身。人の目を通して自分を認識するのではなく、ありのままの自分自身を見ることが大事だなー、と。
何かネガティブな感情が沸き上がってきたとき、それにふたをすることでもなく、見ないふりをすることでもなく、その感情がどこから来るのかを観察すること。観察出来たら、自分が本当に感じていることが分かるはずです。
あたしはここしばらく、その「自分自身がどう思うか」ということを、少し置き去りにしていたようです。
だから今年は、「今、自分が楽しいか」ということを常に自分自身に問いかけて、自分の心を大切にして行こうと思います。自分を大事にできない人が、他人を大事にできるわけがないのですから！
自分の心の中の見えないけれど確かに存在する新月を、しっかり見つめる1年にしようと思います(^^)
