HOE HOE! | Hoʻola ~自分を生きる~

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ハワイが大好き。
写真を撮るのが大好き。
視えない世界も、視える世界もひっくるめて、
この世を遊ぶように楽しんでいこうと思ってます♪


HOE、発音は「ホエ」。日本語族としては、何となく間の抜けた印象を持ってしまうこの言葉(笑)
HOEとはハワイ語で「漕ぐ」という意味の言葉です。ハワイで漕ぐといえば、カヌー。アウトリガーという浮きを付けたカヌーはハワイを含むポリネシアの最もポピュラーなカヌーですが、ミクロネシアやその他の地域でも似たようなものがあるそうです。

カヌーはボートやレガッタと違い、前進しながら漕ぎます。ボートは後ろ向きですよね。漕ぐときに使う筋肉がまったく違うんです。船と言ってもそれぞれ役目や漕ぎ方、向いている海域が違う。ほんとに奥が深いです。

昨年の半ばからご縁があり、本格的にカヌーを漕いでいます。本格的に…って言っても、それまでのあたしにしたらってくらいで、もっともっと漕いでいる人はたくさんいます。

まだまだ半人前、パドルを操るのが精一杯ですが、月に1~2回海に出て漕いでいます。そして、大寒の昨日も漕いできました。寒さはこれからが本格的、水温もこれからが冬本番ですが、日差しは日々強さを増しています。思ったほど寒くなく、絶好のパドル日よりでした!
そして、先週くらいから葉山の海は、めちゃくちゃ透明度が高いらしい…!!

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この透明度、日本の、しかも神奈川県の海とは思えないくらいきれい。

カヌーを漕ぐことは、フラを踊ることと似ています。まず、周囲と呼吸を合わせることが第一にきます。だからといって、自分だけ手抜きするわけにはいきません。グループの中での役割があり、それを果たすことが求められます。ひと漕ぎひと漕ぎ、同じことをしているのに同じにはなりません。フラも同じステップを踏んでいるようで、実はその感覚は一歩一歩違うんです。昨日はスムーズに運べた足が、今日は感覚が違う!!なんてことはよくあります。

グループの中の自分の位置や役割、呼吸の合わせ方、また伝統を受け継いでいるところなど、ほんとにカヌーとフラは似ているなぁ~と思います。

フラはエクササイズではないし、ましてや健康体操や美しい体を作るためのものではありません。カヌーも一緒。スポーツとして発展させたのは白人であり、ポリネシア人にとっては誇りであり、生活の一部でした。

その背景にある伝統、文化、精神を知るというのは、どんな分野でも大切なのですよね。

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