タイトルはハワイ語で、"カヌーは島であり、島はカヌーである"という意味です。
mokuは島という意味以外にも"コミュニティ"という意味もあります。カヌーを前に進めるにはたくさんの人の協力が必要であり、それはまるで地域社会と同じなんだな~と思うのです。
とうとう、カマクラ号の基礎となる「マノー・カマクラ号」が進水式を迎えました!カマクラ号は双胴の大きな航海カヌーとなる予定ですが、その訓練を行うためのカヌーです。カマクラ号よりは小さいのですが、それでも全長10m近くあるんです。そして素材はなんと木!タウン材というマホガニーの一種の硬くて重い、木目のきれいな木材です。これが昨年の台風とともに手に入り、そして作ったのはハワイ島のとっても有名なカヌービルダー、レイ・ブーマタイ師とその子弟たち。
これ以上ぜいたくなカヌーなんて、他にあるのかしらっていうくらい贅沢です。
アンクル(ハワイでは、目上の尊敬する男性をアンクル、女性をアンティって呼びます)・レイはハワイではとっても有名なカヌービルダーで、彼の作るカヌーはどんな素材でも大丈夫だってハワイのパドラーたちは言っています。そんなアンクルたちは日本人が大好きだそうです。日本人はシャイで謙虚だけど、まるで家族のようにとても温かく接してくれるからなんだそう。この言葉、すっごく嬉しかった!
そんなビルダーたちは底抜けに陽気で、30秒に1回は爆笑。日本人も一緒に大笑い。お互いの文化の似ているところ違うところ、たくさん話をしました。
ほんとに素晴らしい時間をありがとう。このカヌーに関わっていなかったら、こんなに素晴らしい出会いをかみ締めることもありませんでした。アンクルは今年72歳。体に気をつけてお元気でいて欲しい。
それにしても、10月の3大イベントを終え、体が正直ガタガタです(苦笑)。11月はほんとにゆっくりしたかったんですけどね~。マナカードのお告げは違うらしい。
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