12月の中ごろからひいた風邪がまだ治らない。
高い熱は一度も出なかったが、咳、喉痛、鼻水、微熱と
一通りを長い間患い、体力が下がっていて非常に疲れる。
今日もまだ鼻がちょっとつまってる感じ。
こんなに風邪が長い間治らないのは、フィンランドに来て初めて。
でも同じ時期にロシア人店長も風邪を引いてまだ治っていないので
とても性質の悪い風邪かもしれない。
風邪の引き初めに、私は初めての病気休みを取りたかった。
だが既に他の店員で、先月2回も病気休みを3日づつ取った子が、
既に更なる病気休暇を取った為、取れなかった。
しかもダンナが手術した当日も出勤してる店長に、
高熱が出てるわけでもないのに「休みます」とは、言えなかった。。
こういう所がどうしようもない日本人で、郷に入っては郷に従い、
ちゃっちゃと休みを取るべきだったのだ。
でもクリスマス前の多忙な時期のせいもあり、頑張ってみたが
ついに直前の23日だけダウンして休んでしまった。
ここ2週間はフランスブランド店勤務が多かったが、
クリスマス前から今迄、半月以上エンマ(仮名)は病欠状態。
途中2日だけ出勤したが、医者の病気休暇書を何日かに1回づつ
出し続けてもらっている為、給料はちゃっかりもらい、
長々とこの超多忙な時期に休み続けている。
クリスマス前は忙しかった。日本と違って、「クリスマスプレゼント無し」とか
こっちでは有り得ない。しかもクリスマス休暇(24、25、26日)明けの
27日からセールスもスタートする。こっちは正月休みは1月1日だけ。
今日1月4日は、「ロシア人カーニバルか!」と突っ込みたくなるほど、
サンクトぺテルスブルグからロシア人がセールスを目当てに
ヘルシンキにやって来て、来店する客もフィンランド人より
ロシア人の方がよっぽど多い。ロシア人はフィンランド人よりも
購買意欲が高いのでそこは非常に有り難いが、英語の通じない人が多く
「ロシア語しゃべれない自分って、使えない店員だわー」と思えてくる。
「ヴィ ゴバリチェ ポ アングリスキ?」=英語は話せますか?を
覚えてみたが、この一言は言えても後が続かなければ
全然役に立たないと試す前に悟った。
どう見ても長期仮病休暇中のエンマは、フィンランド語と英語しか
しゃべれない普通のフィンランド人だが、もう一人20歳の
フィンランド語、英語、スゥエーデン語、ロシア語が母国語レベルの
クアトリリンガルな女の子(リズ)がいる。
ところがどっこい、この女の子までエンマに習って仮病休暇を
年末から取り出した。ロシア人の店長はREIKI(霊気)を長年やってた
スピリチュアル大好きの人格者だが、さすがにこの2人に関して
文句を言い始めた。4人いるレギュラー店員のうち、週日は常に3人勤務の
店で2人が来なければ、シフトが回らないし、
クリスマス→バーゲンシーズンである。
この二人と店長以外にもう一人レギュラー店員の女の子がいる。
もう一人の女の子(バレンティナ)は非常にまともなきちんと女の子だが、
このエンマとリザは「あんたのシフトを減らせ」みたいな
日本人からは想像を絶する幼稚な抗議を本人とオーナーに
わめいて要求した。で、今月は二人ともたっぷりとシフトに入ったのである。
シフトだけがっつりもらって、誰がどう見ても「仮病だろ!」と
ばれるまで病欠を取る。しかも一人は明らかに真似だとバレバレで
フェイスブックに外出した事をぱっちりアップする始末。
こういうのを太い奴、って言うのだろうが、
嫁入り前のエンマの体型も日本だと3Lオーバーだ。
リザはべっぴんさんと言える容姿だが、これまた日本人から見ると
完全にLサイズ。フィンランド人は細面だが、首から下は別人ですか?
とききたくなるサイズが、普通なのである。
しかし中身も外見も太いって、完全にアウトやん。。
エンマの彼氏、よくやってられるよなあ・・と妙なとこに感心してしまう。
人格者の店長は、この煮ても焼いても食えない、口に入れたら
酸っぱくって吐き出しそうなエンマとリザにも非常によくして来た。
でも全然それが効いてないとこが
「フィンランド人の女の人って、すげーな」と、これまた新たに
感心させられる。4人のレギュラー店員のうち半分の2人に
同時進行で仮病で休まれ、憤懣やる方ない気の毒な店長。
しかもオーナーまで、正月から電話に出ない。
頼みの綱のバレンティナは、地方の田舎に
帰省中でヘルシンキ近郊に居ない。やむなく他店のシフトに
入っていた私が、二人の代わりに入った。
ロシア人の客が多いと、当然免税手続きにも時間がかかったり、
支払いも500ユーロ札使ったりする現金主義で
フィンランド人の客の倍以上の手間と時間がかかる。
明日は頼みの綱の、しっかり者のバレンティナの出勤が
やっと見込める。しかしたぶんこういう事が過ぎ去った後でも、
エンマとリザはちゃっかり出勤し、店長と「シフトよこせ」と
言われたバレンティナも普通に二人に接するだろうから、
私には到底フィンランド人が理解出来ないと思うのであった。
あ、店長ロシア人だった。