冬になったら中国系の旅行客が、ぜんっぜん来店しなくなった。
日本人は冬でも夏の半分くらいは来店客数がある。
もともとの日本人の来客数が少ないので、変動も少ない。
日本人は冬場でも、北欧の本格的な冬を味わいに北極圏に行って
オーロラを見たりサンタクロース村に行ったりする。
しかも、この季節ヨーロッパのエアーチケットが安い。
たぶん中国人はわざわざ冬にヨーロッパ行くほど、
自由に海外旅行するビザが取りにくいので、
折角なら夏に訪れたいのだと思う。
来るとしたら観光ではなく、出張で来る。
うちの系列店で買い物をする中国人の経済力は、
どのくらいなのだろう。平均収入は日本人のように、
300~400万は最低あるのだろうか。
うーーーん、そうは思えないのである。
今日は若い女の子二人が来店して、10万円ほど
バッグやブーツを購入していった。
日本人の若い女性が、二人でも3人でも10万も購入したのは
働いて半年、一度も遭遇した事が無い。
おそらく日本人の若い女性は、高級ブランドに慣れて
知り尽くしているので高級ブランドのバッグを買う時には、
飛び込みで入った海外旅行先の店で購入したりはしない。
店に入る前から、購入するつもりかウインドーショッピングだけか
はっきり決まっていて、そこはまず揺るがないのである。
あらゆるブランドの情報を網羅している為、どのブランドで
どんなバッグが手に入るかだいたい知っていて、
「ブランド物を海外旅行で買う」よりも
「このブランド持ったらこういうイメージ」などの細分化された事柄が
より大事で優先される段階なのだろうと思う。
あとは、フィンランド買うならマリメッコ、イタリア物が欲しいなら
イタリアで買うとかの本場主義。だいたい、フィンランドに旅行に
来る女性には、ギャルみたいな女性は皆無に等しい。30代以上の
独身ぽい女性でナチュラル思考の女性や、ユニクロのダウンを
着ているような30、40代の夫婦とか、だんなさんが退職したばかりの
60代の夫婦とか。この60代の夫婦層は、3万以上のブランドものの
バッグも、相談しつつもさらっと購入する層。全然気取ったところの無い
到って普通の服装の、ダンナさんは仕事を全うして退職して、
奥さんは家事がきちんと出来そうな感じ。
とにかく、日本人はお金の使い方が非常にきちんとしている。
何にお金を使うか、計画性を感じる。
80年代終わりから90年代初頭の、
「海外でブランドもの買って免税しちゃう」の
ステージから20年たっているのだ
でもやっぱり、50%オフセールで4つもバッグを買ってお土産にしたり
10万買い物しても、50%オフのものを色々購入し、
更に13%の免税の払い戻しも空港でもらい、
正価の63%オフの値段でブランドものをゲットする中国人は、
一番買い物のうまい得する事を心得た人種だと思う。
50%から更に値切ろうとしたり、おまけつけろとか
一般人があきんど過ぎて無茶言い過ぎだけけれども
中国人の接客をすると元気がもらえて楽しい。