イタリアブランドのショップの店員が、店長を初め他二人も
大学入学の為に半年後にいなくなる。いなくなっても、
学業の傍らバイトに来るつもりらしい。が、来れるのか?
先日空港のショップから次期店長としてよばれてきた女性は、
配置転換で店長になるのを断った。
フィンランドの、ヘルシンキの、一等地の中の一番の位置に
あるイタリアブランドの店長を断る。。。なぜだろう。
確かにそのブランドは売り上げが芳しくない。
が、それはひとえに新しい店なのに認知度がイマイチだからで
プライス的にはフィンランド人に合った将来性もあるブランドだ。
チャレンジしたくはない、と思わせる要因は何だったんだろう。
先ず、空港は午後4時から11時までの勤務なので、
ナイトシフト手当が6時以降から400円以上つく。
そうすると、街中の店員よりも空港の店員の方が断然給料がいい。
早朝6時からのシフトなんかもあるが、その辺はよく知らぬ。
空港の仕事は街中の戦艦店と違い、飛行機の乗客が出発前の
短い時間でちゃっちゃと買い物を済ませるので、ややこしい事が少ない。
ウインドウショッピングに来てるのとは違い、購入の意志もはっきり
している。修理もない。要するに、仕事がシンプルで済む。
人間関係も複雑では無いらしい。
2店舗あって、どちらもで色んなブランドのものを混ぜて売るので
みんなフラットな感じで働けるのだろう。
私の想像では、仕事の内容自体が嫌でやる気にならなかった、
しかも給料はあまり変わらない、ともすれば空港の夜勤手当満載の
出勤よりほんの少し良いだけだったとか。しかも、街中の4ショップの
複雑な人間関係に後から乗り込み、人間関係を築き上げ、
店の売り上げや骨格なども自分で作らねばならぬが、前の店長の
システムを見ると、自分がやった事の無い複雑な事を効率よく
組んでやっている。果たしてこれを引き受けたいか?→NO、
となった気がする。
先日来店した時に、「あれ?何か表情が固くて暗いな」と思ったので
その時から断るつもりだったのだろう。うちの店頭には絶対
立てないざっくばらんで賑やかな格好だった。
しかし店長になる辞令を断るなんて、さすがフィンランド!
どうせ一緒に働く事になるのだ、やり易い人が来てくれますように。
今月は売り上げがやっとまた一番に返り咲いた。
私生活で色々苦しい事があっても、結果が自分を
支えてくれて、ありがたい。



