今日で FC-100DC などが拙宅に届いて丁度 3 か月になりました。当初は天候に恵まれず使えませんでしたが、9 月下旬以降ベランダに持ち出せる夜も増え、先日の皆既月蝕と天王星蝕も快適に楽しく観ることができました。これもスターベース東京の S 宿さんと鳥取の松本龍郎さんのご指導の賜物と感謝しています。
さて、機材などの改変・補充も漸く一段落しましたので、現況と課題を纏めてみました。なお、天体鑑賞の対象は主に月、惑星、二重星で、時々(!?)アステリズムと散開星団です。
本体:スターベースオリジナル FC-100DC +経緯台 SB セット。
天頂ミラー:光路を 90 度曲げるだけでなく正立化も行う Matsumoto EMS-UMA (直視も天頂ミラーも夫々セットで持っていますが、これを付けっ放し)。
アイピース: B&W International Outdoor Case TYPE 2000(ナイロン・パーティション・タイプ) に容れた タカハシ Erfle 28mm、Nikon NAV-14SW、NAV-7SW、NAV-5SW、タカハシ Hi-Or 4mm(ほぼ予備役)、Tele Vue DeLite 3mm で 26、53、106、148、185、247 倍になります。
以上、機材の主要部分です。
フィルター:SVBONY のCLSフィルターと月面用のND4、ND16。
その他のグッズ:冠布;ユザワヤのハイミロン、ヘッドライト;Mon-bell パワーヘッドランプ ネイチャーガイド、バランスウェイト;代用としてダイソーのリストウェイト 250g(下の画像の鏡筒先端部分。装着後でも仰角 60° 超になると接眼側に重心が偏るため、下方向への微動が渋くなります)。

あと、双眼鏡が Super WideBino 36、NL Pure 8x42 + UTAs + V4-unit II + Gitzo 1128 Mk II など。
鑑賞用の資料で主なものは以下となります。
書籍:『月面ウォッチング』、『 Pocket Star Atlas 』(酒の肴になりつつあります)、他。
WEB:本部勲夫さんの「月と星空の探訪」、9.5 等星までの "The Sky" Star Atlas 1st release(設定の A4 でプリントアウト。ただ、10.2 等星までの Deep-Sky Hunter star atlas - 2nd revision と共に今や酒の肴かな)、滝敏美さんの「重星星図( Atlas of Double Stars )」( A3 に拡大プリントして使用)と Pete Wehner さんの「重星リスト」、Sky & Telescope の Jupiter's Moon などの惑星情報、天気予報の Windy、他。

(上の画像は右上から時計回りに、重星星図、月面ウォッチング、Pocket Star Atlas、都会で星を楽しもう、 "The Sky" Star Atlas 1st release です。)
機材の面で今後の課題としては、
短期: DeLite 3mm を同焦点化するシムリング(特注?)、
中期: 3mm と 5mm の間の広角アイピース( DeLite 4mm?)、
長期:天頂でも鏡筒のバランスする微動付き経緯台、
でしょうか。