一昨日、国立劇場の歌舞伎見物に Zeiss Dialyt 7x42 T*P* を持ち込んだことを書きました。
この Dialyt は、正立プリズムの形式がアッベ・ケーニッヒ型( Abbe–Koenig prism )のため、現在一般的なシュミット・ペシャン型( Schmidt–Pechan prism )より鏡筒が長くなります。同口径の他の機種の全長が 140㎜ ~ 150㎜ 程度なのに 190㎜ もあります( Uitravid との比較できる画像が下の URL にあります)。
https://blog.goo.ne.jp/leikon/e/c07727ac7ea4dec99b573433b7360582
この差は大きくて、武骨な黒いゴム(!)の外装の鏡筒を掌では隠し切れず、大袈裟で無粋な双眼鏡を使っているのがバレバレです。そのため、歌舞伎座などでは、同行の家内に嫌がられますし、他の観客の眼を気にすると使い辛いです。割鷄焉用牛刀(鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん)、って感じなので、これも無理かならぬことと諦めておりました。
処が、(歌舞伎座より「上級国民」感の少ない!?)国立劇場で実際に歌舞伎を見てみると、やはり役者の顔も衣装も美麗に見えます。視野は広いし、明るいし、立体的だし・・・覗かなくて良い場面でもついつい覗いていたくなり、使用時間が多くなり過ぎます(爆)
牛刀ではなくて妖刀、実力発揮の巻でした。
困りましたねぇ、来月の歌舞伎座でも振り回したくなりましたよ(自爆)