「海のはじまり」、後半脱落しました…期待が大きかったせいもあるのかもしれないが、あまりに登場人物の設定、行動、それに伴う感情が、非現実的なドラマだった…

どうしてこれほど話題に(ネットニュースのコタツ記事)なるのか…。

 

「話題になるのはいいドラマだった証拠」って、制作陣が勘違いしそうで、イヤですね~。

 

いや、そういうことを言いたいのではなくて…

 

その中で、目黒蓮に意地悪する、元カノの元カレの、司書の津野君ですが(←この役も、ほんと、キツい役だったよ~~~)、「ぷかぷか」という絵本を、図書館で読み聞かせしていました。

 

 

手に取ってみて、海の青と空の青の多さに、胸が躍ります!!

 

そして、文章を読んで、おおっ!となりました。

とってもとっても天気のよい日です。
も青いなあ」とタコがいいました。
「どこまでがで、どこまでがか、わからなくなりそうだ」
がまざってしまいそうです。
タコはぷかぷか浮かびながら考えました。
もし空を飛べたら、どうやって飛ぼう?

 

どこまでがで?

どこまでがか?

が混ざるだと?

 

おいおい、違うよ!

 

空の青は、地球の大気に含まれている粒子(チリ)などに、太陽光が当たり、そのうち波長の短い青の光が反射・散乱するから青い。

 

海の青は、水中に入った波長の長い赤系統の光が、水分子に吸収される性質を持っており、200m以上という深いところまで届く残った青系統が、海水中の微粒子に当たって散乱するので、青い。

 

あのね~足利銀行のマークも、二色の青だが、色は違うんだよ!!

足利銀行マリンブルーとスカイブルー。

空と海がまざるっていうなら同じ色になるじゃないか。足利銀行は正しい。

 

そこを、「ぷかぷか」の著者・石井聖岳さんは、描き分けてるかと言ったらう~ん微妙だなあ。どういう認識なのかなあ。ケストナーだって、そうだったもんなあ。

 

…ということを書いてから、はたと気づいたのですが。

「海はどこからはじまってるの?」っていう、目黒蓮の娘が言うオープニング、そして、タイトルと、この絵本の字面が、合ってるんだ!!

 

ということを知りました。こわい!!でも、すごい!!ドラマに感動してたら、すごくいい選書!!って思うんだけどね…

いろいろ作りこみすぎて、こわいな~って感想になってしまう。