扇状地を流れるので、川の水が、地面に潜ってしまう「水無川現象」、その川底部分が道になっている部分を、「洗い越し」と呼ぶらしいことを、地元の文学賞「風舞う街」で知りました。
「お母さんは川っていうけど、石しかないよ、ここ」
「これはね、蛇尾川の洗い越して言って、水はこの地面の下を流れているの」
舗装さえされておらず、車一台がやっと通れるほどの道路を車が走る。道の両脇は、毎の言う通り石の荒野のようだ。
(略)
那須野が原は広大な扇状地である。堆積した砂礫が層をなしており、どこを掘っても数十センチで砂礫層が出る。このため、降った雨は地面に吸収され、砂礫層の下を流れてしまうので、通常は川に水がないのだ。
本日、まず、その蛇尾川にかかる橋を通って・・・
サビガワリバーってなってる
川は流れていません。(が、橋はかかっているので、ここをじかに車では渡れない)
そして、昨日、左岸からナビに従っていこうとしたら、今週の雪がまだ残っていて、激狭の道だったために、断念したため、本日は、右岸から行こうと思いました。
しかし、右岸に並行して走るけっこう狭い県道を走って、洗い越しに鋭角的に曲がる道も、またも雪がキケンで狭く、またも断念です。
やっぱり、何かあって、万が一動けなくなったらおっかないもんなあ・・・。
もう一か所、下流にもあるみたいだけど、まずはここに行ってみたい。あと、水が出てくるところもあるみたいなので、そこも行ってみたいです。
しかし、なかなか、遠いな・・・・。
【20240218追記】
夫と一緒に、行ってみました!
雨の時は通れなくなる看板。
あの先が川底!
石が連なっていますが、明らかにここを訪れた人が積んだのでは?と思わせるものがある・・・
それからもう一か所にも行きました。似たような感じ。
心なしか、水の流れるような音がしていました。
それがこの地下を流れる伏流水なのでしょうか。