恐山までの道だが・・・・、前、福島にいた時からだと500キロ、6時間半。

今、秋田からだと、300キロ、4時間半。

 

まあまあ遠いが、前よりは近いという感覚。さらに、東北道に入るまでは未知の道だが、入ってしまえば、馴染んだ道なのである。・・・だが、その甘さが、今回の敗因に!!

 

ナビは車に搭載していないのだが、スマホのグーグルマップのナビを稼働させるので、地図を丹念に読んでいた昔とは違い、あまり詰めないで行ってしまった(帰りも)。

 

昔は、青森中央インター最終だった。そこから7号線に入り、4号線と合流し、浅虫温泉を経由し、夏泊半島のたもとを東進。野辺地に入って279号に入る時に確か90度に曲がる道を通って、そこから、海沿いのむつはまなすラインを北上。横浜町の菜の花の季節は美しく、東には六ケ所村があるなと思いつつ走る(震災の前だったので、あまり深く考えていなかった)。ずんずん走り、むつ市に到達、恐山に入ったのであった。

 

しかし、今回は、ナビの音声に従っていたら、最短で走りやすい道を表示するため

・・・こうなる↓

 

青森東インターが最終で、そこから、自動車専用道路の、みちのく道路という方に誘導される。

「入口 渋滞注意」の電光掲示板があり、そんなわけないべした~と思っていたら、ETC工事のため、入口は料金を払うところが1か所しかなくて、大渋滞・・・・。

 

その後、山道を走っているうちに「十和田湖〇〇キロ」と出てきて、(いや、十和田湖方面より北に来ているのに・・・)と不安になっていると、南からきた4号線とぶつかって、下から野辺地方面に入る。

ここからむつはまなすラインに行けばよいと思うのだが、また音声案内で、下北半島縦貫道路に誘導される。野辺地の90度の道を通らず、高速のいい道(今は無料だったと思う)になってしまった。途中、やっとむつはまなすラインに合流するのだが、海沿いという感じではなく、残念な気持ちだった。

 

確かに、交通は便利になったのだが、「再訪」の楽しみというのは、目的地のみならず、そこに着くまでの道程も込みなのである。

 

と、思って、帰りは、地図を見たつもりだったのだが、やはり長旅の疲れもあって、またもグーグル様の音声に狂わされてしまう。

4号から農道に入ったので、近道かな?と思った。それで、途中で曲がるところで、方向感覚的におかしいのでは?とナビに逆らって別な方に進んだら、おかしな道に迷い込み、バス通りではあるが、くねくねの山道になってしまった・・・。え~ここどこだ??

朝に聞いたお坊様の「家に帰りつくまでが参拝です」と、いう言葉がよぎる。

それで、なんとか、浅虫温泉を行き先に設定し、大回りをしてやっと出たのであった。

へとへとである。

しかし浅虫温泉からも、家はまだまだ遠くである。

 

帰り道どこを通ったのか、昔の東北地図帳を復習しているのだが、どこを走っているのか特定でていない。

次は、ナビに頼らずに、行きたい道を行くべく予習したいと思う。

やっぱり、最新の青森県マップルを買わないとならない。