あけましておめでとうございます。

コロナウイルスに年末年始はないように、消防にも年末年始はありません。

(いや、あったら困りますね!!長男は正月も出勤のようです)

 

ニューイヤー駅伝を見ながら、応援しながら書いています!

(ガンバレHONDA!ガンバレ旭化成!ガンバレ富士通!ガンバレコモディイイダ!ガンバレNDソフト!ガンバレトヨタ!

 

正月の消防と言えば、「餅詰まらして救急車出動」が多いですね。、特に嚥下障害の出やすい高齢の方、餅は、事前に切ってお召し上がり下さい。(私も実家の両親に電話で伝達しました・1センチ角!一口くって、飲みこんでから次!!

 

それで・・

その関連で強引に持ってきましたが、救急にも年末年始はありませんが、火事にも年末年始はありません。

それで・・・

わたくし、去年クリスマスイブの館内整理日に、火事の通報訓練をやりました!前から館長に「今年はKさんね」って言われていて、予習をしっかりしておこうと思い、長男にもラインで聞いたら「簡単だよ、マニュアルあるよ」って言われていたのに、すっかり忘れており、朝急いで検索して急遽勉強し、30分後に119番しましたよ!!

 

覚えていて損はないので、みなさまも、一読しておき、不測の事態に備えてさいませ。順番とかちょっと内容もうろおぼですが、出来る限りで再現してみます。

 

※通報訓練は、事前に消防署に電話して置き、時間を通告しておき、10分前に館長から「10分後に電話します」と電話しておいてもらいます。

 

では、119、GO!

 

―はい○○市消防本部です。火事ですか 救急ですか

「火事です」

住所、建物名をお聞かせさい

「○市○○、○市立○図書館です」 ※目標物を聞かれるときもある

―何階建てですか

「2階建てです」

何が燃えていますか

「1階の機械室です」

―それは建物の中のどちらの方角にありますか

「・・・北西方向です」

―建物の中に何人いますか

「職員8人、利用者10人程度です」※利用者はこの日はいないので架空

―避難しましたか、逃げ遅れ、けが人はいませんか

「はい」

―今どこから電話していますか、建物内ですか、外ですか」

「建物内の事務室です」

―そこは安全が確保されていますか。

「はい」

―避難経路は確保されていますか

「はい」

―ほかの方はどこに避難しましたか

「・・・・」

―建物内部ですか、外ですか」

「外です」

―(恐らく向こうも地図を見ながら)どちらの方角ですか

「・・・・」

―センター方向ですか、体育館の方ですか

「(火元の近くに体育館があるので、体育館はまずいだろうと思い)センター側です」

―初期消火はしていますか

「しています」

火が天井にまで達すると危険ですので、そうなったら避難してください

「はい」

―あなたのお名前を教えてください

「○○○○です」

―電話番号を教えてください

「○○○―○○○○です」

―利用者の数が増減すると思いますが、焦らずに対処してください

「はい」

―最後に聞きますが、これは訓練で間違いないですね

「はい」

―これで訓練は終了です。お疲れさまでした

「ありがとうございました」

 

 

 

いろいろ予習していましたが、けっこうくわしーくきかれました。分からないときは、質問をくりかえせば、館長以下周りにいるみんなが答えてくれるよっていうことでしたが、詰まっていると答えやすいように質問を変えてくださいました。訓練だから向こうも余裕あるんでしょうね。

 

赤いところが消防的には重要なところです。

 

また、サービス業など、お客様を抱える場合、住所や職場の電話番号、今現在いる人数などぱっと出てこない可能性があります。頭に入れておくことが肝要ですね。

 

実際に救急で電話したことのある方もいると思いますが、消防的には、火事と救急、その最初の分かれ目が一番大事です。救急よりも火事の出動の方がずっと少なく、被害も広範囲になる恐れがあります。最初の「火事ですか 救急ですか」の質問に的確に答えることが何よりも重要です。案外、ぱにくっていると、消防の質問も頭に入らずこっちからガーーーーっと言ってしまいそうになりますが、向こうが聞くことを落ち着いて答えることが何より大事です。だまっていると答えやすいような質問を促してくださいます。

 

つまり、「受動的」であることが通報では大事になります。

 

通報なんてないほうがいいのですが、心に備えておくことは安心になります。一読しておくと違うはずです。お役立てくださいませ・・・♡ 

 

では今年もよろしくお願いします。