湖は堆積物でできている
読売の記事から…(会員限定記事となりますので表示されないかもしれません)[サイエンス Report]湖沼の堆積物から 過去の環境知る【読売新聞】www.yomiuri.co.jp福井県若狭町の「水月湖」で進んでいる、湖沼の堆積物を分析して過去の堆積物を明らかにする研究についての話です。水月湖…なんとまあ、美しい名前でしょうか。初耳だったけれど、「三方五湖」のうちのいっこだったのね!その「年縞」(堆積物が年輪のように積み重なったもの)についての博物館まであるよ。発見 ─水月湖の秘密─|3|常設展|展示紹介|福井県年縞博物館 公式HP展示紹介|世界一の年縞が育まれた仕組みを紹介します。varve-museum.pref.fukui.lg.jp福井といえば名高い「恐竜博物館」がある県。未踏ですが、楽しそうな県だな。で…私が気になったのは、以下の1行。 水月湖では、年平均約1㎜の堆積物がたまる。ということは、ここの水深が34mということなので、34000㎜。34000年で埋まっちゃうんじゃない!と思ったら、こちらによると 湖底の堆積物はたまり続け、水深が浅くなり、年縞を生み出す微妙なバランスが保たれなくなってしまう。水月湖がそうならなかったのは、堆積物が沈殿する年間0・7㎜とちょうど同じスピードでこの湖が沈下し続けているということである(片方は1㎜といって、片方が0.7㎜と言って合わないのが疑問なので質問してみました)。湖はいずれどんどん浅くなって、湿原になってなくなってしまう運命。そう考えると、悲しいなぁ・・・おおこれは、私の敬愛する山根一眞さんの記事ではないか!福井県・水月湖が、なんとGoogle検索で3億件超ヒットの「異常事態」…始まった大注目の壮大研究。その中身福井県の水月湖において2025年に行われる湖底掘削研究は、過去70,000年の気候変動を探るもので、特に注目を集めている。掘削から得られる年縞は、気候の歴史を詳細に記録し、年代決定の精度向上にも寄与している。この研究の重要性は、気候変動の影響を理解し、未来の予測に役立てる点にある。Google検索での水月湖のヒット数は異常で、気候変動への関心の高まりを示して…gendai.mediaそして、堆積物は、湖全体の半分以上ってこともわかった。水深34mの下には、43mの堆積物。湖底に眠る年縞から過去の気候変動を探る【地面の下のたからもの】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」 メキシコのサン・クラウディオ湖での年縞掘削。右は中川毅さん、中央の女性は北場育子さん。(右:北場さん提供)と採取された年縞(左) 特集「地面の下のたからもの」の最終回は、地中に刻まれた過去のscienceportal.jst.go.jp