今日は、日本からお客さまがお二組お越しになり、とりきち一家、そして横丁スタッフの桃で、空港にお出迎えしました。
私も毎回そうですが、日本からドイツ、そしてドイツから日本の往復は、乗り換えもあり、しんどいものです。
お客さまもお疲れなのに、あまりそれを見せまいとお気遣いいただいていたのが手に取るように分かりました。
今日はホテルへご案内し、軽食のおにぎりをお渡しし、明日から始まるツアーに備えていただくことにしました。
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明日は、ツアーの目的地の一つ、ティアハイム・ベルリンへ向います。
ここは、何度行っても、新しい発見がある施設で、毎回、見落とした場所を確認し、自分の勉強と、ティアハイム・ベルリンに関心を持ってくださる方々へ説明するために記録をしています。
ティアハイム・ベルリンのメインイントランスから、遠く離れた場所に、通称「猫の自由の杜」(Katzenfreigehege)という施設があります。
昔、ティアハムで実施されていた無料のオリエンテーションで、ここの存在を初めて知りました。
そのオリエンテーションで、ここは、様々な理由で仲介が難しく、余生を穏やかに暮らす猫たちの場所だと説明されていました。しかし、前回、この施設を訪れたときに読んだ掲示板には、違った内容が書かれていました。
この施設の案内文です。猫が自ら語っています。
ようこそ、猫の自由の杜へ!
この小さな猫のパラダイスに、私たちは住んでいます。
最高で50匹の、様々な年齢の猫がいて、私たちは3箇所の愛情溢れた部屋や、戸外で自由に遊んだり、うたた寝したり、眠ったりして過ごしています。
私たちの中には、野良猫のための保護施設から来て、施設の方針で戻れなくなってしまった猫もいます。
他には道端で病気や怪我をして保護された猫もいるので、三本脚の猫もいます。
私たちの飼育員や、ボランティアの後見人たちは、餌や面倒をみてくれているだけでなく、新しいお家が見つかり、心温まる環境に恵まれるよう、私たちを社会適応させようとしてくれています。
見事、社会適応ができるようになったら、他の仲介を待つ猫と同じように、皆さんは私たちのことを、ティアハイム・ベルリンのインターネットで私たちを見ることができるようになります。
私たちのことを、目にとめてくださり、ありがとうございます。
ニャー!そしてまたすぐにお会いしましょう。
つまり、この施設は、すぐに仲介できないけれど、猫の社会更生施設のようなものなのでしょう。
仲介ができるように飼育員などスタッフが関わり、仲介可能とするのですね。
もちろん、オリエンテーションで聞いた内容もきっと嘘ではないのではと思います。病気にかかた猫や、障害を抱えた猫の仲介は難しいことが予想されますので、この施設で一生を終える猫もいると想像できます。
あいにく、ここはいつ来ても公開されていません。
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こうした施設は日本にもあるのでしょうか。
鳥に限って見ても、ペットショップでは健常な鳥しか販売されていない、または販売するべきという方針だと思います。
でも、世の中には、病気、怪我、障害をもつ鳥も多くいて、彼らはマイノリティとしてひっそりと暮らし、販売されることなく、数奇な運命をたどることがあり、彼らの受け皿は現在、日本にはどこにもない。
日本に一つでも、こうした猫の杜に近い施設があれば、助かる命は多いのではないでしょうか。
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明日、ティアハイム・ベルリンで、また新しい発見があることを楽しみにしています。
猫の自由の杜、良いね!
という方は
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