マリアン&ザスキアさんの鳥部屋・後編 | とりきちTagebuch

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ドイツ・ベルリンから鳥好きの とりきちが、
一緒に暮らす鳥達、家族、ドイツの鳥事情を日記につづります。


今日は こちら の記事の後編です!
最後に、とりきちからの補足説明をしています。

***

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皆さーん!
これからは、セキセイインコと暮らす上での
アドバイスをまとめますね♪

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今日ご紹介した、マリアンさんとザスキアさんのような
鳥部屋は無理という方もいらっしゃいますね。

その場合、ケージ選びが大切になってきます。
でも、皆さん、気をつけてくださいね・・・

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(↑)こうした小さいケージは、インコさんが可哀想です。

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ほら、狭くて身動き取れませんよね。
(そうでしょうか・・・ by とりきち)
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できるならば、これだけの大きさがあるケージを
お買い求めください。
これだと、インコさんが中にいても自由に
動き回れるスペースがあるんです。
色々な止まり木も自由に配置できますね。

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あと、基本的なこととして、窓際にケージを置く場合、
窓の閉め忘れは絶対ないようにしましょう。
安全確保は、しっかりと!

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さて、マリアンさんたちの鳥小屋を見ながら、
良い用品をみていきましょう。
自然素材の鳥用品がいっぱいありますよねー
(画面から見えた限りですと、天然木のハシゴのオモチャ、ヤナギの橋、
ココナッツボウル、コルクの枝、コルクボード、天然木止まり木、
コットンスパイラルパーチがありました。 by とりきち)

まず床材。

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見てください。一般のお店に出回っている敷紙ではなく、
吸湿性にもすぐれて、エコな木材チップがお勧めです。

次に、止まり木。

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悪例として、こうしたプラスチック止まりにサンドペーパーを巻くのは、
インコさんの足の裏を痛めるので厳禁です!

その代わりに・・・
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マリアンさんたちも愛用している、
この天然コルクの枝はいいですよー。

天然素材なので、インコさんの足に優しく、
大変止まりやすいんです。

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見てください。こんな風に、複数羽一緒に
止まれるのもいですよね。

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小さめの枝が良い方は、こちら!
皮付きの、木の枝の止まり木です。

しかもとても便利で・・・
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留め具さえあれば、
場所を選ばずに設置できるんですよ。

そして、オモチャ!

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皆さん、こうしたプラスチックオモチャはいけません。
鏡や、インコの形をしたオモチャは、
インコさんを病気にしてしまう可能性があるので、お勧めしません。

では何が良いかというと・・・

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じゃーん。
天然素材でできた、かじれるオモチャです!
ストレス解消にもなって一石二鳥ですよ。
(おそらく、麦わらでできたかじれるオモチャです。
日本にも色々ありますね♪ by とりきち)


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さぁ皆さんも、今日の番組を参考に、
楽しいインコライフを送ってくださいね!

***

これからは、とりきちの補足説明です。

いかにもドイツ的な要素てんこもりの番組で、自分を含め、
真似できそうな点、絶対にできない点(笑)も多々あったかと思います。

まず、全ての鳥と暮らすドイツ人が、マリアンさんたちのような
鳥部屋を持っているわけではありません。

ペットショップに行くと、まだまだ日本で売られているケージと
同じ大きさのものもありますし、鳥用品も、まだまだ
プラスチック製品や鏡などのオモチャもあります。

ただし近年、今回の番組のような考え方が普及してきている影響か、
鳥用品は天然素材が主流となり、
ケージは大型化してきているのは事実です。

実際、ドイツ・セキセイインコ友の会は、
鳥に良くない製品の販売禁止や改善をペット業界や公的機関に働きかけ、
さらには、鳥の一羽飼いを禁止する法律制定の運動もしています。
(しかし今年、一羽飼いを禁止する法案は却下されました)

この番組を観ていて、とりきちも驚いたのは、ダメとされたケージが
日本人目から見て、十分に大きかったことです^^;
ぷぷクラケージはもっと狭い・・・

良いケージとされた製品は確かにドイツで人気で、
錆びないステンレス&キャスターつき、
横へどんどん追加もできるタイプもある優れものです。
(訂正:ドイツ人の友人からケージの材質はステンレス製と
聞いていましたので、ブログにもそう書きましたが、
調べましたところ、正しくはスチール製で、
鉛と錫が入らない特殊な技術が使われているほか、
その上よりエンボス加工のようなものも施され、
耐久性に優れているもののようです。

そのため、鳥にかじられてもびくともしません)

マリアンさんたちの鳥小屋にあった用品は、
皆さんの身近にある道具でも作れそうなものもありますね。
ホームセンターで必要なものを揃えてチャレンジしてはいかがでしょうか。

そして最後に・・・

毎回言っていることですが、鳥との暮らし方は、
ドイツと日本の間で、住環境、文化などの違いもあり、
違っていて当然なところがあります。

そして飼育情報が氾濫する世の中で、鳥の飼い主に求められるのは、
自分の鳥にとって、何が良いかを見極め、
情報を取捨選択していくことだと思います。

かといって、私の鳥は今のままでいい!
と耳をパタっと閉じるのではなく、
広い知識を身につけたうえで、良いと思ったもの、
できそうと思ったものはぜひ、取り入れてみてください(^^)

そんなことを考えながら、ドイツの鳥事情を、
日本の皆さんへご紹介しています。
長い文章をお読みくださりありがとうございました♪


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