昨夜、義母から私のケータイに電話があり、
お母さんはどう?と聞かれたのでその話をし始めたのだが、
いきなり、こんどの日曜のパーティー、楽しみ?と言われた。
は?
と思わず、一瞬凍った私。
それは、義母自身の90歳誕生会のことである。
ひと月以上前から、計画を練ってきた義母なので、私ももちろん参加するし、
この日本へ行く話も、この人の会に出てからとは思っていた。
しかし、電話の目的は、
それでね、フルーツはこう言うふうにしようと思っててね、と話し始め、
私にこれをやってほしい、ということ?と、はっきり言ってやった。笑
ま、もうちょっと私がやりましょうか的な表現にしたが。
今回の会場は、義弟の家であるし、義弟の女友達が二人来て(また女)、台所の手伝いをするということなので、
私の出番はないな、でももちろん協力はする気持ちで、一応、手伝うことがあれば言ってくださいとだけ言ってあった。
彼女は、自分のダイアリーに、誰々がなになに担当、とびっちり書いてある。
しかし、ずっと疑問に思えてならない、この自分で自分の誕生日をパーティで祝う西洋の習慣。というかそういう人。
自己顕示欲、という言葉が浮かんだ。
もちろん悪い意味ではないのだけど。
私は、静かに歳を取りたい方だが、、、
日頃世話になっている人に、食べ物を振る舞う、と言う意味なら理解できるし、
やらなきゃ行けないんかな、とは思うが、それは10年に一度でいいでしょ、と思う。
しかし、義母も義姉も、パーティアニマル。
そう言う人だからこそ、90歳まで元気なのだな、それが健康の秘訣なのだな。
片や、入院をし、認知と闘う母、片や、90歳パーティーを招集する母。
お祝い気分とはいかないが、30年以上義母としてしてくれたことには感謝しているので、
私は私らしく、静かにお祝いしよう。