(注意 不快な内容を含みます)
昨日、夫の顔の皮膚がん治療のため、専門医のところに行ってきた。
前述だが、母の介護に日本へ1週間でも帰ろうかと思った日と、重なった予約の日である。
もう2年近く放ってあった、鼻の皮膚からの出血。
毎朝、枕に血がついている。
前回、別のところの治療をしたときにすでにこの話はあり、
この治療は、ちょっと面倒でいわゆる整形の後、なにやら器具をつけたりしなければならないと言われ、
多分それなりに仕事も休暇を取らなければならないということで、
夫は日本に旅行に行くからだの、なんだのと先延ばしにしてきた。
そして、早く治療始めなきゃ、と私も言い続けること何ヶ月、
夏の繁忙期も過ぎ、スタッフの退職なども重なって、新人の雇用、トレーニングもやっと落ち着き、
このやや暇な冬のうちに、と予約を取ろうと連絡をしたら、
今度は皮膚科医が海外出張中とか、ホリデー中とかで、今回の予約がやっととれたのであった。
その日に処置が始まるのかどうかで、私の手(運転手)が必要かどうか、休みを取るべきか迷ったのだが、
麻酔を使う処置なのかその日までわからない、と看護士にも言われていた。
で、当日蓋をあけてみたら、
数週間前まで、日本に行ってたよ、という皮膚科医とその話で盛り上がり、
今回はどんな治療をするかの説明だけで終わった。
2年も経つと、治療法は進むものらしい。
今回、すぐ手術でなく、ある薬を使ってみて、その経過を見てからする、と。
その薬が、冒頭の二つである。
何度読んでも頭に残らないので、カタカナにしてグーグルしたところ、
この最初の薬は、抗がん剤、劇薬、と出てきてギョッとした。
なんと、皮膚の自己再生を促すものなんだそうで、
これを使ったら、手術箇所が小さくなり、身体や本人の生活への負担が減る、ということらしい。
もう一つの薬は、劇薬ではないが、これらを1:1で混ぜてつけてください、と言われた。。。
劇薬を自分で混ぜるんかーい。
ということで、夫の治療がやっと始まった。