ケアマネに国際電話 | レイドバックnzのブログ

レイドバックnzのブログ

ブログの説明を入力します。

とは言っても,このご時世、

 

ライン電話で無料で話せるのだから、いい時代である。

 

先週末、弟が実家に行ったとき、姉から、

 

お母さんがとうとう暴力を振るうようになった!

 

という話を聞かされたそうである。

 

 

 

私が、先週の火曜に姉と母の叩き合いが起きたことでショックを受けたことを弟に話してあり、

 

見守りカメラの映像を見た弟は、ついに手が出た、という表現を大袈裟といっていたので、

 

どんな経過で、どんな『暴力』か、承知した上で、

 

え、ほんと、と聞き流すような返事にとどめたとのこと。

 

 

 

しかし、弟が心配するのは、母の介護をしているいちばんの中心者が姉であり、

 

ケアマネと面談をするのが姉で、

 

次回の面談で、必ずこのことを暴力を振るう認知症の進行と言い出すだろうということだった。

 

介護の専門家が、これを聞いたらどう判定をするか、

 

もしかすると、老人施設へ送られてしまうかもしれない、と弟はいうのだった。

 

 

 

それで、先月ひと月一緒に過ごした私が、

 

姉と母の関係と、この件を、面談の前に伝えておくのがベストであろうということになったのである。

 

 

 

 

ご相談したいことがあります、

 

というメッセージを送っただけで、

 

もしかして、お姉さんのお母さんへの当たりがきついこと?

 

前弟さんからも聞いていたので、とすぐさま返事が来た。

 

 

 

 

たくさんの人を担当していることだと思うが、

 

よく覚えていてくださる、優れたケアマネさんだと私は思う。

 

 

 

そして、なぜ叩き合いになったのかを知っておいて欲しかったこと、

 

この事件で、姉から、母の認知症がひどくなっているから、ホームへ送るという話になるかもしれない、と話した。

 

しかし、ケアマネさんは、たとえ症状が重くなっても、じゃあホームへという流れにはなりません、といった。

 

あくまで、本人の意思も尊重するし、

 

歩けなくても自分がリラックスして過ごせる家があるなら、そこにいる方がいいに決まっていますから、と。

 

 

 

日本の地方公共団体による介護システムは、やはり優れていると思う。

 

一人暮らしの老人のところへお風呂も持ってくるし、

 

たとえ一人でトイレに行けない人でも、在宅ですごせるよう医療サービスやおむつ変えなど毎日くるサービスもある。

 

と、あくまで究極の場合、というお話もしてくれた。

 

 

 

これを聞いて、弟も安心すると思う。

 

また、姉の離婚協議中である精神的ストレスがあることも、加えておいた。

 

 

 

私の話し方で、状況は伝わったか不安が残るが、

 

こういうことを姉の知らないところですることに、やはり罪悪感が否めなかった。

 

 

 

お姉ちゃんは、本当にきちんと介護をしている。

 

やっていることは、表彰状ものだと私は思う。

 

あんなすごい言い合いをした後なのに、ちゃんと母の薬のセットに仕事後来てくれて、

 

ほんとに偉いと思う。

 

 

 

だけど、口が。。。

 

 

 

 

離婚後、ビタ一文もらえない、もうすぐ定年で追い出される先の見えない大変な状況で、本当に気の毒だと思う。

 

そんな中がんばっている姉に、おねえちゃんはほんとによくやってると思うよ、とでも言ったら、

 

姉は私に、上から目線でもの言わないで!と怒るだろう。

 

 

 

 

先月、私をことごとく否定した姉に、今は哀れを感じ、

 

やっと私の折れた気持ちが立ち上がり始めた。