先日、日本人の友人たちと仕事の話をしていて、
偶然にもこんな言葉が口をついて出た。
どの人も、プロフェッショナルとして働き、
日本でもニュージーランドでも労働経験が長い人たち。
職種は違えど、なぜか日本人の仕事の仕方は、
ある意味丁寧、反対から言えばめんどくさくて神経質。
つまり、ちょっとしたことをほったらかしにするのが我慢できず、
きっちりやろうとする私たちだから、
変わってる、と思われ、一匹狼になりがちだ、と。
私たちはちょっと違う星から来てるんかもしれない。日本人じゃなくて、日本星人と言うべきか。
などと言う話が出た。
火星人、水星人、土星人、日本星人。
違う星から来た人たち。
帰る時間が来たら、ゴミも何も出しっぱなしで帰るとか、
お客さんがそこにいるのに4−5人で固まって喋ってるとか、
トイレの紙がなくなってもそのままにしておくとか。
日本星人には我慢ができないことばかりなのである。
私などこれでもずいぶんキウイ化した方なのに、
それでもまだこういうことがイライラの原因になるという事は、
私にもまだ日本人魂が残っているんだなぁと思う。
ゴミの処理などをしていると、
どうして休憩時間なのに働いているの?
どうして帰る時間まで働いているの? (勤務時間の10分前に身支度をし始め、勤務時間が終わる時間にきっかりにドアから出て行くのがこちらの人の常識。)
こういうことを屈託なく聞く彼らから見たら、
私たちは完璧なエイリアン、日本星人なのだ。
ため息。