一昨日、日本の母にビデオ電話をしたら、
顔半分右側がお岩さん状態だった。
何、その顔!!
と思わず叫んでしまった。
朝、ころんだんだわね。
なにイー?どこでえ!どうやって!(名古屋弁が出る)
この台所で。テーブルの角で頭打った、とおでこの右側の大きな擦過傷を指した。
痛いんだわ。
そりゃそうでしょう。
右頬、こめかみのあたりもアザができていた。
テーブルがあるのはこの台所だけなのだが、その見守りカメラのビデオを見ても、
転んだところが映っていないので、
実際いつどこで転んだかがわからないのだが、
朝はその傷がなく、デイサービスに介護士さんと出かけたのは確かで、
帰ってきた夕方5時50分ごろのビデオに、
頭を抑えながらパタパタ歩いている母の姿が映っていた。
あまりの傷の生々しさに、ビデオを見るのも怖かったが、
どこでやったのかを見るために探して、私が電話をした1時間ほど前のその時間であったことがわかった。
ビデオを見てからもう一度電話し、とにかく冷やして。
おしぼりを濡らしてね。
と言ったが、やらんだろうな、、、とは思っていた。
母には認知症状もあるが、それよりも何をするにも気力がない。
こういうとき、飛行機に飛び乗るべきなのか?
と、ずっと考えていた。
これに気づいてメッセージを日本の姉弟に出すのも、
今すぐ見に行ってあげて!と、私がプレッシャーを与えているのと同じなので、
かなり迷った。
まして、私が飛行機に乗って行ったら、特に姉はまた傷つくのだろうか。
などとも思い。
とにかく打った場所が頭の場合、やはり一応は医者に見せた方がいいような。。。
そう思いながら、一夜明け。
1日たった昨日も、見守りカメラを見ていると、
いつものように起き、自分で食事の準備をしたりと、動きもしっかりしていて、
朝ヘルパーさんがきてくれたのもあり、多少安心し、あとは姉に任せることにした。
ヘルパーさんもびっくりして、初めて職場の姉に電話してきたそうである。
ヘルパーさんは医療行為をしてはならないそうで、
医者に連れて行くとか、薬を自分の判断で塗るということもしてはいけない。
夜電話すると、腫れはずいぶん引いていた。
ちゃんと冷やした?痛みは?と聞くと、
あまり冷やさなかった。だって、寒いんだもの。
昨日はほとんど眠れなかった、と言っていたので、やはり痛み止めも飲んでいないのだろう。
応急処置をするためだけにでも、こういうとき、パッと行けるどこでもドアが欲しい。
私は、ここにいていいのだろうか。
と、横の夫を見ると彼も皮膚炎で不眠だった。
あっちもこっちも。。。