60代半ばの副支店長が、先週から平社員になった。
彼は、ダッチ(オランダ)系サウスアフリカ人。
イギリス、シンガポール、UAEなどなどいろいろな国にいたそうで、
日本のパナソニックでも働いていた、親日家ではある。
ダッチ系によくある大変高身長の大柄な男性。
数ヶ月前、心臓に異変が見つかり、ペースメーカーを入れたり、
ひどい腰痛に悩まされたりして、ちょくちょく休んでいた。
それもあり、彼はフルタイムを週4日にして、
ストレスの多いマネージメントから自己申告して降格したのである。
これで、シニアスタッフでフルタイムをやっているのは、私だけとなった。
皆、50代後半くらいから、週4日にする人がとても多いNZと感じる。
さて、今までマネージメントに就いてきた人が、平に戻るというのは、
どんな気分だろうか。
そして、私たちはどういうふうに関わっていくのだろうか。
単純に何も変わらない、のだと思うが。
実際のところ、どこも担当部署がない、という状態である。
そして、60代になったら皆ハンで押したように就業日を減らす習慣。
私はいつまでここでドタドタと働いていいんだろう?
ちょっとだけ立ち止まって考えてしまうお年頃。