Referee 推薦人 | レイドバックnzのブログ

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昨日、旧同僚から電話があり、

 

私に転職のレフェリーになってもらえないか、と頼まれた。

 

私でよければ、もちろん、と快諾し、

 

帰宅してからそのリクルート会社の質問等に答えればいいだろう、と思って、

 

夕食後ラップトップを開いたら、夫に止められた。

 

 

 

なんで、上司がやらないの?と。

 

彼女は、すでに副支店長に頼んだのだが、did not work と言っていたから、

 

一応スーパーバイザーだった私に、ということだった。

 

ちなみに私どもの職場のスーパーバイザーは、返品返金ができるだけで、

 

他の同僚と立場も給料も同じで、転職の推薦者としては全く意味のない言葉である。

 

 

 

このdid not work という表現のときに引き受けるかどうか会社に聞くということに気づくべきだった私だが、

 

夫に言われて、初めて、ハッとした。

 

 

 

何年か前から、もうほとんどの会社の上司は、その人のリファレンスに全く関与しなくなったという。

 

というのも、その人がいい人だ、と推薦したにも関わらず、

 

その人が新会社で盗みを働いたなどして、推薦者が転職先から訴えられたり、

 

その人が旧会社で悪行を働いたから首にした、などと言ったら

 

その人自身から推薦者が訴えられるからだそうである。

 

 

 

じゃあ、今の若い人は、いったいどうやって職を得てるの!?と夫に聞くと、

 

会社のhuman resauce (人事課)だけが、その権限があるよ。と。

 

でも、人事さえ、その人はこの日からこの日まで働いてました、と言うだけで、

 

詳しいことは何一つ言わないものなんだと。

 

 

 

そっか、そっか。

 

元同僚は、頼む人を間違えたわけか、とわかった。

 

 

 

そして、リファレンスを送るのも、直接その転職先会社ではなく、

 

Xrefというリクルート会社。

 

どこも訴えられないように、ワンクッション置いているというわけか。

 

どいつもこいつも、責任逃れに必死の仕組みだよなあ。

 

 

 

元同僚は、教師免許を大学で取得している真面目な子で、

 

何年か私どもの職場で働きながらフルタイムの仕事を探してきたが、どこもパートしかなく、

 

思い切って海外で英語を教える仕事をしてみようと中国へ渡航したが、

 

生活が合わず半年ほどで戻ってきたとのことだった。

 

 

 

私から見て、仕事をさぼることなく誠実で安定した精神でとりくんでいた彼女は、

 

今までいた同僚の中でもなかなかいない、信頼できる人だった。

 

が、私が会社の名を出してレフェリーになるべきではない、と、夫は、まず私がマネージャーに相談してみるべきだと言った。

 

 

夜8時を過ぎていたが、私は慌てて副支店長に聞くと、

 

やはり、会社のポリシーでレフェリーになってはいけない、と言われた。

 

副支店長も気の毒に思っているようで、ただひとつ彼女を助けられる方法は、

 

personal reference regarding for the instance charactor

 

つまり、彼女の特質や性格などについて個人的な意見は述べてもよくても、

 

仕事に関することは一切口にしない推薦なら大丈夫だが、とのことだった。

 

 

 

 

はあ〜〜〜〜、なるほどなあ〜〜〜

 

しかし困った。

 

私はもう、ひきうけてしまったのだから。

 

そのXref とやらから、Eメールが来て、

 

このWEBサイトのレフェリーのページから、質問に答えるEメールが来ているが、

 

まだ開いていない。

 

仕事に関すること以外の答えで、できるものなのか。

 

開いたら最後までやらなければ、途中でやめたら彼女の心証が悪くなってもいけないと思い。

 

 

 

そうやって頭を抱えていたら、

 

夫が、そのリクルート会社に、私は友人という立場でしかものが言えませんが、

 

このリファレンスを進めて良いですか?とEメールを出してみたら?と妙案をくれ、

 

さっそくメールを出してみた。

 

 

 

ややこしい時代になったものである。ため息