某NZの航空会社は、殆どの機内乗務員を今月末づけで事実上解雇した。
私のワーホリ時代からの友人もその対象になった1人だが、
正確に言えば解雇ではなく、クルー人材バンクに入り、
3年以内に必要になった時は実線に出てもらう声がかかると言う事である。
つまり企業側から言えば、
退職金と言うか、契約破棄の罰金を払わなくても良く、
当然新しく人材を研修する必要もないというわけで。
とにかく私は、この友人と半年ぶりに会ってお茶しようと言っていたんだが、
彼女は変則で国際線勤務が入っており、
オーストラリアや香港へ行っている。
彼女と会おうと思っていた日は、
業務から10日経っているはずだったのだが、
彼女から、昨日メッセージがきて、
2週間の隔離期間だから、今回やめた方が良いかな、と言われた。
あ、そっか。
私はすっかり忘れていた。
この隔離の考え方は、NZだから2週間だが、
シンガポール航空は2日とか3日とかなんだそうで、
先日問題発言をしたクルーも新聞に載っていた。
(シンガポール航空の乗務員が、ホテルで缶詰にされることを嫌がり、NZに来てるんだから、友達にも会いたいし、美味しいレストランにも行きたい、と公に投稿したそうな)
警戒度が下がって、すでに気が緩んでいた私。
イギリスから来た2人も、今NZでは顰蹙の的となっている。
という事で、海外の行き来をする友人との再会は延期。
私の帰省もまた遠くなった気がした。