日本では、センター試験があったり、受験の季節。
ちょうど私の弟の娘たちがそれにかかる年で、
私もその緊張感を乱すべきでないという理由で、
この時期の帰省をやめたくらいである。
こういう時期に私のようなのが帰省していると聞いたら、弟の奥さんが気を使うに違いないから。
私たちのような地方都市で育った人とは違う弟の奥さんのファミリーは、結構エリートなので、
そういう環境で育った方達にとって、その娘たちには、一世一代の決戦の日と言っても過言ではない。
こういうことは、NZの人には理解しがたいことである。
そういう社会が影響してかどうかわからないが、
去年から私が悶々としている無免許バイクの件は、もうなあなあになっている状態である。
私自身は、できるだけ関わらないようにしており、
どうしても同席しなければならないときは、視線を合わせないようにして、
見ざる言わざる聞かざる状態。
おかげで変わり者扱い、ここでも結構浮いている。
一緒にできる趣味ができて、旦那は嬉々として一緒に乗りに行っている。
彼の大義名分は、無免許の弟を守るため、だって。
もう、どうにでもなれ、と思うことで、
私もなあなあNZの仲間入りをしたと言える。
考えだすと、胃が気持ち悪くなるので、もう、やめる。