旦那が2度目の心臓系の治療をすることになったわけだが、
今回は費用の心配をしなくてよい、ということが、大きな心の支えになっている。
やはり毎日の生活に安心感がなければ、物事を理論的に考えることはできなくなる。
原因がなんであれ、旦那は体重を30kg減らせば、
問題の8割は解決すると確信している。
おすぎ先生は、日本食を勧め、日本人が奥さんでよかったね、というが、
もうすでにそれは実験済み。
私が日本食を作ったって、目に楽しい程度で、食べた気がしないらしく、
結局あとからパンを食べている。
そもそも、この国では食材の乏しさなどから、その食生活を続けることは無理だ。
洋食のダイエット法の献立を見れば、
高タンパクものがいい、というが、ほんまかいな。
いわゆる、こちらの人が好きな、ステーキを食べることが許される。
それも、神戸牛のような霜降りでなく、赤身だけのもの。
それで脂肪は燃やせるかもしれないが、
肉の食べ過ぎは血管が詰まるのでは?
じゃあ、せめて魚にするとなると、
去年痛風をやったから、シーフードは控えろと言われているし。
それで、ここ数日のランチは最近ど高い野菜のサラダ、セロリやにんじんスティックとディップ、フルーツ、小さいパンのみ。
いわゆるキウイのランチ。
どこに日本人の奥さんがおんねん。
が、一番悪いことは何かわかっているのだ。
夜食。
宵っ張りの旦那は、1時就寝ということが多い。
そうなると、ついつい食べ物に手が出てしまうらしいのだ。
私は先に寝ているので、目を光らせているわけにもいかないし、
たとえ私がそれを注意したとしても、
ストレスが溜まるだけ。絶対隠れて食べ始めるに決まっている。
ただ、宵っ張りにも理由があって、てんかんの症状が出ないようにするには、
眠くなるギリギリまで待って、体を完璧に疲れさせて床に入り、
できるだけレム睡眠(脳が半分起きた状態)が何度も来ないようにすることが、
彼なりの病気の対処法となっているからなのである。
もっとも、旦那は仕事後、私が家に帰り、夕飯ができるまで、1時間ほど夕寝をするので、これも連鎖しているのではあるが。
寝るなー!と私が起こすと、レム睡眠の最中なので、
発作につながる可能性が高いし。
あちら立てればこちら立たずで、
本当にどうしていいのかわからない。