最近、私の目をとらえて離さず、妄想を繰り返していることがある。
それは、インターネット通信コースの大学。
いわゆる就学年齢中に、自分の素性をよくわからず、間違った選択をしてしまって、
ある職種に就いたけれども、20代半ばで大きな方向転換をした私のような人間は、
この歳になっても、もう一度何かやらねば、と思ってしまう。
周りの友人も、まあ主にお母さんになって子供を育てるという偉業をしている人が多いが、
そうでなければ、自分の好きなこと、得意なことを極めていて、
いわゆる充実した40−50代を迎えていると見え、
私は毎日の生活で精一杯で、なーんにもないなー、と寂しくなってしまうのである。
イナカの女が、幼児教育ギョーカイから飛び出し、文字通り日本からも出て、
いろいろな国、業界の人と知り合うことができたことだけでも幸運だが。
その出会いは、保育士という仕事をしていては、絶対に半径10mに近寄るともなかった種の人たちである。
ぶっちゃけ話、そっか、皆さん、ご立派なご職業歴があり、いい大学を出ておられる。
私もやっぱ四大行っておけばよかったなあ、
なんていう、日本人の嫌らしい学歴思考が働いているのも事実かもしれない。
NZの大学というのも考えたが、
やはりエッセイ(論文)やディベートがキーであるこちらのやり方には、
私の乏しい語彙力では、自分の考えていることが表現できず、
ただストレスがたまるだけ、のような気がしてしまい、
あまり興味をそそられない。
で、日本の新聞サイトに載っていた、早稲○というブランドに目が引かれちゃったのであった。
入学金20万円。。。。フムフム、これならなんとかなりそうかな、
授業料、一単位35000円。
えっ!
そこですでにつまづいた。
確か大学って、最低でも百単位が普通じゃなかったっけ。
ってことは、最低でも400万円はかかる。。。
あ、こりゃ無理だ。
どこにそんなお金が。
当たり前だわなあ、大学だもん。
家のローンや修理だってあるし。
ま、ここは私の妄想ブログ。
あっけなく散った夢物語だった。