犬を預かる 2 | レイドバックnzのブログ

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一昨年、その飼い主さんは、ここから車で2時間くらいかかる街に引っ越した。

しかし、娘さんはオークランドで仕事しているので、
ちょくちょく行き来はしているようだが。

それにこの人は、シングルマザーでアロマセラピスト、家でB&B(ベッド&ブレックファーストという民宿)
をやっている人だし、フェイスブックでは400人近くも登録している人がいるような顔の広い人。

なので、実は私も引っ越ししたことも知らされていないほどの、仲だった。

で、洗剤を頼もうと久々に連絡したら、引っ越したことを聞いて、あれ?言ってなかったっけ?と言われたくらい。

いやでも、とても気さくでいい人なのだ。

こちらでも、日本の震災援助のためのチャリテイ映画会とか主催したり。

そのこちらへ戻る5月XX日(中旬)というひにちも、確かにこの時初めて出たのだった。

ひと月半。それだけだったので、私も6週間と勝手に思っていた。

思い込みが激しいというか、感覚的に行動して、失敗する例。

情けない。

で、結局、私は皿洗いをしながら、旦那と会話を暫く断ち、考えた末、彼女にこう返事をした。

6週間は約束通り預かる。でも、どうしても9週間は、責任の重さもあるので、
申し訳ないが他のところへお願いできないか、と。

私は確かに気楽に考えていたところが大きい。犬とは言っても人様のお子さんなのだから。

で、そのあとは、彼女が手配してくれ、もう一人この辺に住む人に最後の3週間をお願いするという話になったのだった。

そのもう一人の人というのは、前にも頼んだことがあるそうで、また頼むつもりだったが、ちょうど同じ時期、最初の数週間に日本へ帰省するのが重なっちゃっているからだそうで。


どうやって、返事したんだ?と言うだんなに、以上を報告したものの、

友人を悪く思われるのは私も気持ちが良くない。

彼女は、私がフェイスブックに、犬の写真とかよくのせていたから、それを見て、
うちのペットロスを慰めてくれようとしたんだよ、と言ったんだが、やはり硬い表情のままだった。

日本人の友達をはさんで話をするときは、いくら日本語が結構わかる人でも、

やはり共通語で話さねばならないのだと、身を以て知った話。。。



とにかく、皿洗いしながら、私は折衷案をその友人に送ったので、その友人も納得してくれて、
もう一人の人に引き渡すことになり、とうとう昨日から、犬との生活がまた始まった。。。

次の6週間、続く。。。犬