我が家は両親(私と旦那)の意識の低さから、タブレットフリー、Switchフリーとなっておりますアセアセ


タブレットはAmazonのFireタブレットで、Amazonキッズに入っており、様々な子供向けコンテンツを見ることができます。

閲覧制限もかけられます。

アプリは保護者許可したものしか表示されません。


5歳長男は最初はYouTubeでNumberBlocksなどを見ていましたが、次第にゲーム実況に興味を持ち、スーパーマリオワンダーがやりたいと言うように。

元々我が家にはSwitchがあったので、年末にソフトを買ってあげました。


ちなみに旦那はファミコンの初期(1983年)からハマっていた人なので、マリオはそこそこ上手です。

これも昔取った杵柄と言うのか…?

なお、私の家にはファミコンはなかったため、初心者並みです。


長男は年始からマリオワンダーにハマりました。

最初は超初心者の私よりも下手で、下手なもの同士で協力プレイをしていましたが、いつしか簡単に抜かれました爆笑

そしてほぼ自力で全面クリアできるようにまでなりました。

(ママとやろうと言うと嫌がる。足を引っ張るので。)

長男はYouTubeで予習しているほど熱心なのです。


あまりにもマリオ(ゲーム)ばかりやっていて心配になりますが、だからと言って5歳の子供に「遊んでばかりいないで勉強しなさい。」と言うのも違う気がして…。

まだ小学校にも入ってない子供なのだから、勉強のことを気にせずに遊べるなんて、今しかない。

遊んでばかりいられるのは、むしろあと1年を切ってしまったと言えるのではないかと考えました。

なので、基本的には好きにやらせることにしました。

ご飯の時間や、寝る時間にはやめることは伝えています。


好きなことでも、やはりしばらくすると飽きて他の遊びもします。

私は自分の経験から、好きなことは思う存分やった方が依存や反動がないと考えているので、今のところは好きにさせています。

それが正しいのかわかりませんがタラー



マリオをやり始めてから2ヶ月くらい経つと、長男の言動に変化が見られました。


長男はとにかく失敗を恐れるタイプで、過去記事にもしましたが、運動会は散々なものでした悲しい

その時の記事↓



保育園の体操教室も苦手で、しょっちゅうあれが出来ないこれが出来ないと言っていました。

「練習したら少しずつ出来るようになるよ。最初から出来る人なんていないよ。」と言っても効果なしタラー

練習をする気がないのです。

長男は完璧主義のようなところがあり、練習でさえ失敗するのが嫌なんですね。

文字を書く練習も、練習で上手く書けないことすら嫌で、練習しないのです。



そんな長男が、2月の下旬頃からでしょうか。

体操について前向きな発言をしたり、○○が出来るようになったと報告してくれるようになりました。

文字も前よりも積極的に書くようになりました。


恐らくその変化の理由はマリオなんです驚き

私がいくら練習が大事、何度も繰り返してやることが大事と伝えても、まったく伝わらなかったのですが、長男はマリオを通して自分でそれを証明してしまったのです!


下手くそだったものが、毎日プレイして少しずつ出来るようになり、ついには難しい星5レベルの面もクリアできるようになりました。

どうやら私が伝えたかったことが、マリオを通して伝わったようなのです。


これは想像しない効果でした不安

ゲームは害にしかならないようにも言われますが、長男はマリオをやることにより、努力とはどういうことか学んだのです。


色々なことについて、失敗したくないからやらないという姿勢だったのに、まずはやってみるという姿勢に変わってきており、本当に驚きます。

去年は保育園のプールを嫌がっていたのに、「今年はできる。5歳だからね!」などとポジティブなことを言っています。



実体験に勝るものなし!だなとつくづく思いました。

長男はマリオを進めるなかで、当然上手くできずに泣いたり、旦那を頼ったりしていました。

以前なら難しいことは自分ではやらずに、それでOKだったんだと思います。

文字のワークも私に書いて欲しいと言ってたくらいです。


でも、大好きなマリオを自分でクリアしたいという強い思いがあり、何度も挑戦してできるようになりました。



私はゲームですから楽しくやらないと意味がないと思い、泣くならやめたら?とか、また今度やれば?など、割りと安易な道を提案していました。

だって、ゲームですからね。

遊びなんだから別に頑張る必要もないし、嫌ならやめたらいいのです。


しかし、楽な方に流されず本人の意思で頑張った結果、上達した。

これが長男のなかで成功体験になったんだなと思います。

マリオ様々です!おねがい



ゲームにこんな精神面を成長させる効果があるとは思いませんでした。

5歳というタイミングもちょうど良かったのかもしれませんね。

こんな、ゲームが努力する心を養う的な話は聞いたことなかったので、我が家はレアアースなのかもしれませんが、ゲームをやらせて良かったな思います。


ちなみに、オンラインでの協力プレイで、他人から優しくされることも体験しています(笑)

他のプレイヤーが、復帰できるアイテムを用意しておいてくれたり、ゲームクリアしないで長男を待っててくれることがあると、長男は「この人優しいよ!」と騒いでます。

私が「長男君も同じようにしてあげたら、みんな喜ぶんじゃない?」と言うと、長男は素直に「うん」と言ってマネをしていました。


任天堂ってここまで見越してソフトを作ってるんでしょうかね?

それはないか(笑)

任天堂にお礼の手紙を書こうかなと思うレベルで感謝していますキラキラ