私の父は79歳。
あちこちの血管やら動脈やらが詰まり、何度か手術しています。
若いときに不摂生しまくり
今も隠れてお酒とタバコをやってますから、同情の余地はありません。
父は悪い人ではないけれど、おそらくアスペルガーで、他人とのコミュニケーションが難しいです。
普通の人が出来るような事務手続きも出来ません。
すべて母がお世話してきました。
怒ると抑えられず、殴る蹴るまではいきませんが、恫喝や物を窓から捨てまくるとかはありました。
まぁ、普通ではないです。
私もキレた父に「今ここで死ね」と刃物を手渡されたことがあります。
異常だと思います。
頭がおかしいです。
しかし、技術者としてはそこそこだったようで、ちゃんとした会社の管理職も勤めており、「変わり者」で済んでいたようです。
家には専門書がたくさんあり、勉強家でした。激務の傍ら通信制の大学を卒業するなど、ストイックな人でした。
そんな変人の父は、もうよぼよぼの爺さんになってしまい、要支援認定されてリハビリに通っています。
検査しても痴呆症ではないのですが、よく変なことを言ったり、会話の理解ができないこともあるそうです。
そんな父がまた手術を受けます。
脳の血管の詰まりを解消するものらしいです。
しかし、心臓の検査もしたところ調子が悪く、脳の手術をしたら心筋梗塞を起こすかもしれないらしいです。
それでも手術は行われるらしいです
私は、もうそろそろ父は死んでもいいと思っています。
自分の身の回りのことが出来なくなってきて、かなり母に負担をかけています。
母はまだ働いていますが、70代なので体力もなく、父を支えることに疲れています。
私も小さい子供達の世話や仕事で、父までは手が回りません。
今のレベルならばまだ何とかなりますが、寝たきりになってしまったら母も仕事を続けられないし、辛い日々になるでしょう。
別に「早く死ね」とまでは思ってないし、息子達を見て少し気力が湧いてきてくれたらいいなとも思うのですが、そろそろ逝ってくれてもいいよって感じですね。
母も、もうそろそろ逝ってくれていいと思っているそうです。
母は父から解放されたら旅行とかのんびりしたいとか思っているのですが、その頃に既に母の体も弱って何もできない状態なのは嫌なのだそうです。
気持ちはわかります。
手術はもうすぐなので、覚悟しておかないといけません。
父のことは、過去の母の私への束縛などについて、当時は母に意見してくれたりもしたので救われたところもあり、嫌いではありません。
でも、何しろ控えめに言って変人くらいのレベルの人なので、普段から対応が大変でした。
多分普通の人よりも父には気持ちが冷めているので、死んでしまって悲しみはしても引きずらないと思います。
(逆に母が死んだら自分がどうなるのか、予想がつきません。)
まぁ、常々思うのは、父に限らずピンピンコロリが理想ですよね
自分自身もそうなりたいですし。
病気や老化がある一定のレベルに達したら、安楽死が選択できるようになればいいのになと思います。