連続テレビ小説『ブギウギ』第13週「今がいっちゃん幸せや」(第62回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第13週「今がいっちゃん幸せや」(第62回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
陰山泰(トランペット奏者・一井)、黒田有(村山興業東京支社長・坂口)、浩歌(作曲家・黎錦光)、富田望生(小林小夜)、上田一軒(陸軍中尉)、笠松祐介(同)、李涛(店員)、オフィス・ミナミカゼ、舞夢プロ、吉本興業、NAC、日本放映プロ、ビックワンウエスト
小雪(村山興業社長・村山トミ)
近藤芳正(山下達夫・回想)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
結核が再発した愛助の看病を、三鷹の家で続けることになったスズ子は、日々愛助のために身を尽くしていた。そのおかげか愛助の病状は少しずつ快方へ向かっていた。しかし、看病を続けるスズ子は長らくステージから遠ざかっており、マネージャーがいなくなった楽団も全く活動ができない状況が続いていた。一方、上海にいる羽鳥善一は、中国の音楽家たちと交流し、新たな音楽を模索していた。【NHK公式サイトより】

歌って踊りながら洗濯物を干すスズ子を見て、スズ子をこのまま音楽から引き離していいものがと胸を痛める愛助。
山下がマネージャーにつけば舞台に戻れるのにと考えた愛助は、トミを説得するべく大阪に出向くと言い出すも、坂口が慌てて押し留め、自分が説得すると約束。
その後、愛助が突然庭に出てきて「ラッパと娘」のスズ子はこんなんやったなぁとまるっきり違う動きをしていましたが、実は音感ないん?笑
案の定、咳き込んでしまいますが、改めて楽団に戻ってほしいという自分の気持を伝えていましたが、誰よりもステージで歌って踊るスズ子を見たいのは愛助でしょうね。

一方、上海では羽鳥善一が作曲家・黎錦光と会っておりましたが、この方は実名のままで、李香蘭が歌う「夜来香」を作詞・作曲する方。李香蘭は昆夏美さんが演じるとのことで楽しみ。
軍人が我が物顔で立ち去るのを見て、「自分たちがどう思われているのか何も分かっていない。同じ日本人として恥ずかしいよ」と羽鳥。まぁこの時代の軍人ならこういう手合いは多かったでしょうね。

場面変わって大阪本社のトミに業績報告に行った坂口。
東京の集客が奮わないことについてタナケン、ハッパが強い(これはもちろんエノケン、ロッパ)と言えば「ワテは言い訳聞かされるのがいちばん嫌いなんや」と言われ、スズ子が愛助の看護をしていると知れば、「ワテは嘘つかれるのがいちばん嫌いなんや」。更に坂口が説明しようとすれば、「ワテは屁理屈聞かされるんがいちばん嫌いなんや」。
どれがいちばん嫌いやね―ん。とさすがにツッコむことは出来ず、言い訳も嘘も屁理屈もなく「福来スズ子の力になりたい」と打ち明ける坂口はん、見直したがな。
交際を認めたわけではないと釘を刺されながらも、山下がスズ子のマネージャーを務めることは認められ、まずはめでたし。