連続テレビ小説『ブギウギ』第13週「今がいっちゃん幸せや」(第61回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第13週「今がいっちゃん幸せや」(第61回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
タイトル制作:牧野惇 時代考証:天野隆子
風俗考証:刑部芳則 大阪風俗考証:谷直樹
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
ふせえり(小村チズ)、黒田有(村山興業東京支社長・坂口)、富田望生(小林小夜)、隈本晃俊(チズの夫・小村吾郎)、要冷蔵(医師)、テアトルアカデミー、劇団ひまわり、スリーピース
小雪(村山興業社長・村山トミ)

舞台演出:荻田浩一
大阪ことば指導:一木美貴子
福島ことば指導:諸橋玲子
中国語指導:水怡麗 医事指導:寺川和彦
所作指導:藤間豊宏 料理指導:広里貴子
振付:木下菜津子 歌唱指導:ゆうき
書道指導:今口鷺外 裁縫指導:堺幸子
楽団指導:MITCH ギター指導:富永寛之
ドラム指導:弦牧潔
アコーディオン指導:華乃家ケイ
助産指導:前田利子
ヘアメイク(羽鳥善一):永嶋麻子

制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
美術:南屋武広 技術:東川和宏
音響効果:巽浩悦
助監督:畑元健太 制作担当:森岡あゆみ
編集:松屋周平 記録:外川恵美子
撮影:竹内北斗 照明:山本大貴
音声:大場健太 映像技術:前田惇徳
VFX:北昌規 音楽録音:野口康史
美術進行:齋藤強 装置:佐藤千織
装飾:西口佳奈 衣装:早川奈緒美
メイク:堀洋子 かつら:松本誠也
演出:福井充広

STORY
喀血した愛助を見たスズ子は、医者を呼びに行く。診断は結核だった。なかなか診断を受け入れられないスズ子だったが、愛助は昔から結核で、治ったと思っていたのが再発したのだという。そして、医者からは特効薬もなく手の施しようがないと言われてしまう。入院した愛助をスズ子はつきっきりで看病する。そんなふたりのもとに、坂口が訪ねてくる。【NHK公式サイトより】

結核と診断され、入院することになった愛助。結核は当時、特効薬のない病気でしたが、スズ子はへばりついて看病すると宣言。
4、5日後、血相を変えて病院にやってくる坂口。小夜がスズ子が必死になって看病していると言い繕っている瞬間に聞こえてくるスズ子のいびき。それにしても愛助に寄り添って寝ているスズ子、幸せそうですねぇ。

その夜。
寝ても覚めてもずっとスズ子がそばにいて幸せだという愛助。確かに自分がファンだった人に看病してもらえるなんて夢のようですわな。
そこへ空襲警報が鳴り響くも、足手まといになるからと逃げようとしない愛助。それならば自分もここにいると残るスズ子。
愛助は「病気がようなったら結婚してください」とプロポ―ズ。スズ子は「今言うことか?」と呆れつつも「ええよ。きっと結婚しよう」と受諾。
その後、口づけではなくおでこをくっつけるところが切ないですなぁ。

再び病室にやってきた坂口。
関西の療養所に連れて行くことは諦め、三鷹に借りた家に愛助とスズ子を住まわせることに。ちなみに史実ではシヅ子と穎右が同棲を始めるのは昭和20年5月25日の空襲でそれぞれの家が焼け落ちたことがきっかけのようですね(養父もその時点までは同居していた)。
坂口はスズ子の献身的な看病を見てか、どういう人間かよく分かった、ボンを任せられるとして「今までの無礼お許しください」と頭を下げていましたが、本心なんですかね。その後のトミへの報告では専属の世話係をつけたと言っていましたが、それは山下…?

ともかく上京以来、世話になっていた下宿を去ることになったスズ子。小夜も近くに下宿するとのことでチズも寂しげ。ここでまた相撲を取ろうとする吾郎ですが、今回は止められてしまいましたね。スズ子も秋山に負けじと脚を上げてましたが(ポスターを見たらもっと上がるでしょうけど)。
早速、雑炊を振る舞って同棲生活をスタートさせた二人。まさに「今がいっちゃん幸せや」といったところでしょうが、これがいつまで続くか……。