連続テレビ小説『ブギウギ』第7週「義理と恋とワテ」(第34回) | 新・法水堂

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年間300本以上の演劇作品を観る観劇人です。ネタバレご容赦。

連続テレビ小説『ブギウギ』
第7週「義理と恋とワテ」(第34回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
新納慎也(演出家・松永大星)、坂田聡(おでん屋・伝蔵)、小栗基裕(ダンサー・中山史郎)、伊原六花(秋山美月)、高阪勝之(日宝部長・田中鷹雄)、キャストプラン、DIVA、ビックワンウエスト
利重剛(日宝社長・大林林太郎)
宮本亞門(作詞家・藤村薫)
草彅剛(作曲家・羽鳥善一)

STORY
スズ子は、羽鳥善一と藤村薫から、スズ子のための新曲「センチメンタル・ダイナ」が披露され、早くスズ子に歌ってほしいと言われる。しかし、梅丸にも日宝にも義理を欠いた行動をしてしまったと感じているスズ子は、自分にはこれ以上歌う資格がないと感じていると伝える。一方、秋山は、中山から公私共にパートナーになるべきだと、プロポーズの返事を迫られていた。【NHK公式サイトより】

羽鳥善一&藤村薫コンビによる新曲は「センチメンタル・ダイナ」。実際には1940年にリリースされており(ドラマは現時点で1939年4月)、作詞は「別れのブルース」も手掛けた野川香文という方。
自分には歌う資格がないと固辞するスズ子に、善一は「これからもきっと人生は色々ある。まだまだこんなもんじゃない。嬉しいことも辛いこともたくさんあるよ」と励まし、また新たなアイディアが浮かんだ様子。カツオを寝かしつけなければならない善一は楽譜をスズ子に渡して、「これを見ても気持が変わらないなら仕方がない」と帰宅の途へ。
この楽譜を見てスズ子は善一の作る歌を歌いたいと梅丸に残る決意をするわけですが、結局のところ、スズ子にとって大事なのは義理でも恋でもなく、歌だったわけですね。

秋山もやはり中山のプロポーズを断るわけですが、中山と一緒になっては自分が輝けない、中山のことはまったく愛していないとバッサリ。中山は膝から崩れていましたが、初めてこの人の感情が見えましたね。
そして秋山は大阪に戻ることを決意。
伝蔵からは餞別として鯨のコロが出てきましたが、そんなものを用意していたとはエスパーか!?笑