テート美術館展 光――ターナー、印象派から現代へ | 新・法水堂

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年間300本以上の演劇作品を観る観劇人です。ネタバレご容赦。

テート美術館展 光

――ターナー、印象派から現代へ

LIGHT: Works from the Tate Collection


【東京会場】
2023年7月12日(水)〜10月2日(月)
国立新美術館 企画展示室2E

18世紀末から現代まで、芸術家たちがどのように「光」を捉えてきたかをテーマにした企画展。120点のうち約100点が日本初公開だとか。

7つの部屋に分かれ、一部を除いて撮影可。どこもかしこも人だかり。Room 1、Room 2は18世紀末から19世紀の作品がほとんど。

テートと言えばターナー、ターナーと言えばテートという訳で、《湖に沈む夕日》。

ウィリアム・ホルマン・ハイト《無垢なる幼児たちの勝利》

ジョン・マーティン《ポンペイとヘルクラネウムの崩壊》

ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》

草間彌生《去ってゆく冬》

Room 3はハマスホイなど3点のみ。
Room 4、最初の方は撮影不可だったけど、ターナーの《講義のための図解》シリーズはなかなか興味深かった。リリアン・レイン《液体の反射》は動いている時間が限られているのでご注意。

Room 5からググッと現代に。
ワシリー・カンディンスキー《スウィング》

ペー・ホワイト《ぶら下がったかけら》

Room 6よりデイヴィッド・バチェラー《ブリック・レーンのスペクトル 2》。

Room 7よりリズ・ローズ《光の音楽》。

Room 7、最後に控えしはオラファー・エリアソン《星くずの素粒子》。

というわけで、印象派から現代美術まで、油彩画あり、写真あり、映像あり、彫刻あり、インスタレーションありとテート美術館だけあって豊富なラインナップで楽しませてくれた。もう少し空いているといいのだけど……。