『KINGDOM Ⅱ 遥かなる大地へ』(佐藤信介監督) | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

『KINGDOM Ⅱ 遥かなる大地へ』

 

 

2022年日本映画 134分

脚本・監督:佐藤信介 脚本:黒岩勉

原作・脚本:原泰久『キングダム』(週刊ヤングジャンプ)

エグゼクティブプロデューサー:瓶子吉久、伊藤響

プロデューサー:松橋真三、森亮介、北島直明、高秀蘭、里吉優也

音楽:やまだ豊

ラインプロデューサー:毛利達也、濱崎林太郎

撮影:佐光朗(J.S.C) 美術:小澤秀高(A.P.D.J)

照明:加瀬弘行 録音:横野一氏工

アクション監督:下村勇二 Bカメラ:田中悟

装飾:青山宣隆、秋田谷宣博 編集:今井剛

VFXスーパーバイザー:小坂一順、神谷誠

音楽プロデューサー:千田耕平

サウンドデザイナー:松井謙典

スクリプター:田口良子、吉野咲良

衣装・甲冑デザイン:宮本まさ江

かつら:濱中尋吉 ヘアメイク:本田真理子

特殊メイクキャラクターデザイン/特殊造形デザイン統括:藤原カクセイ

ホースコーディネーター:辻井啓伺、江澤大樹

操演:関山和昭 キャスティング:緒方慶子

助監督:李相國

制作担当:斉藤大和、鍋島章浩、堀岡健太

主題歌:「生きろ」Mr.Children

 

出演:

山﨑賢人(信)

吉沢亮(秦王・嬴政(えいせい)/漂)

橋本環奈(河了貂)

清野菜名(羌瘣)

大沢たかお(王騎将軍)

満島真之介(昌文君の副官・壁)

岡山天音(尾平)

三浦貴大(尾到)

濱津隆之(伍長・澤圭)

真壁刀義(伍長・沛浪)

田中美央(渕)

山本千尋(羌象)

豊川悦司(麃公(ひょうこう)将軍)

髙嶋政宏(大臣・昌文君)

要潤(王騎の部下・騰)

加藤雅也(肆氏)

渋川清彦(百人将・縛虎申)

小澤征悦(魏将・呉慶)

高橋努(魏副将・宮元)

佐藤浩市(丞相・呂不韋)

玉木宏(昌平君)

平山祐介(蒙武)

長澤まさみ(山の王・楊端和)

青木健(沛浪の部下・爽悦)、栄信(同・輝蓮)、久保勝史(章)、竜二(丹)、渡辺邦斗(千人将・尚鹿)、田口隆祐(黄離弦)、信太昌之(重臣)、大迫一平(昌文君兵)、鈴木信二(王宮伝令)、蔵原健(麃公副官)、岸祐二(麃公軍武将)、北代高士(縛虎申副官)、スガマサミ(縛虎申部下)、三宅克幸(百人将)、柾賢志(麃公軍伝令)、谷口翔太(麃公軍伝令)、鍜治本大樹(麃公軍伝令)、栗原卓也(麃公軍伝令)、佐藤五郎(伍長)、安部康二郎(伍長)、佐久間一禎(朱凶)、坂井良平(朱凶)、石田佳央(呉慶副官)、小久保寿人(宮元副官)、島津健太郎(魏千人将)、橋本禎之(魏将)、神原哲(魏兵)、松本征樹(魏兵)、中川あきら(魏兵)、山森大輔(魏兵)、佐藤誠(魏兵)、和田亮太(魏兵)、江刺家伸雄(呉慶軍伝令/見張り)、金山大輝(宮元軍伝令)、大西利空(幼少時代の信)、吉永幸一(ナレーション)、松山傑、露木徳幸、河合恭嗣、黒木俊穂、小川智弘、小野田せっかく、松浦慎太郎、斉藤淳、川井康弘、川合輝祐、武初、西村知泰

 

STORY

紀元前の春秋戦国時代、中華・西方の国・秦。戦災孤児として育った信は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政と出会う。嬴政は、天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂と瓜二つだった。信は国王に協力し、河了貂や山の王・楊端和とともに王宮内部に侵入する。信は敵を打ち破り、内乱を鎮圧すると、玉座を奪還する。半年後、隣国・魏が国境を越え侵攻を開始したと知らせが届く。秦国は国王・嬴政の号令の下、魏討伐のため蛇甘平原に軍を起こす。信は歩兵として戦に向かい、その道中、同郷の尾平と尾到と再会する。戦績のない信は、尾兄弟に加え、残りものの頼りない伍長・澤圭、子どものような風貌に哀しい目をした羌かいと最弱の伍(五人組)を組むことに。魏で総大将を務めるのは、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。一方、秦の総大将は、戦と酒に明け暮れる豪将・麃公将軍だった。信たちが戦場に着くと、有利な丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死した隊もあるなど、戦況は最悪だった。秦軍は完全に後れを取っていたが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀な突撃命令を下すのだった……。【「KINENOTE」より】


実写映画化シリーズ第2作。

 

第1作の後、COVID-19によるパンデミックのために製作が遅れたという本作、清野菜名さんも出ているし、劇場で観たいとは思っていたのだけど、そんな暇はなく…笑

本作はストーリーそのものよりも壮大なロケーションでの戦闘シーンが目玉になっているので、尚更スクリーンで観たかったところ。


原作は最初の方しか読んでいないのだけど、王騎将軍はこういうキャラでいいの?笑 「童。信」とかちょっとギャグっぽくなっているような。豊川悦司さんの演技もかなり手抜きしてますな。

あと、岡山天音さん(清野菜名さんとは『日曜の夜ぐらいは…』の前に共演していたのね)が三浦貴大さんの兄役というのは無理がありすぎないか(実年齢9歳下)。


しかしこれ、登場人物の役名の漢字が難しすぎるな……。初登場時に名前が出る人物もいるけど、羌瘣(きょうかい)とか彼女が属する蚩尤(しゆう)とかは出てこなくて少々不親切では。まあ表示されたところで頭に残らないかもしれないけど。笑(Netflixは日本語字幕が表示できるのでありがたい)


今度こそ劇場へ……行けるかなぁ。