『ピーウィーの大冒険』(ティム・バートン監督) | 新・法水堂

新・法水堂

演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

『ピーウィーの大冒険』

PEE-WEE'S BIG ADVENTURE



1985年アメリカ映画 92分

監督:ティム・バートン

脚本:フィル・ハートマン、ポール・ルーベンス、マイケル・ヴァーホル

製作:ロバート・シャピロ、リチャード・ギルバート・エイブラムソン

製作総指揮:ウィリアム・E・マッキューン

撮影:ヴィクター・J・ケンパー

美術:デイヴィッド・L・スナイダー

編集:ビリー・ウェバー

衣裳:アジー・ゲラード・ロジャーズ

音楽:ダニー・エルフマン


出演:

ピーウィー・ハーマン[ポール・ルーベンス](ピーウィー・ハーマン)

エリザベス・デイリー(自転車店店員ドティ)

マーク・ホルトン(フランシス・バクストン)

ダイアン・サリンジャー(食堂のウェイトレス・シモーヌ)

ジャド・オーメン(逃亡犯ミッキー)

アーヴィング・ヘルマン(隣人クロウトレイ氏)、モンティ・ランディス(マリオ)、デイモン・マーティン(チップ)、デイヴィッド・グラッサー(BMXの少年)、グレゴリー・ブラウン(同)、マーク・エヴェレット(同)、ダリル・ローチ(自転車店店主チャック)、ビル・ケーブル(警官1)、ピーター・ルーニー(警官2)、スターレッタ・デュポイス(ハンター巡査部長)、プロフェッサー・トオル・タナカ(執事)、エド・ハーリヒー(フランシスの父バクストン)、ラルフ・シーモア(フランシスの共犯者)、ルー・カテル(アメージング・ラリー)、ティム・バートン[クレジットなし](路地のチンピラ)、レイモンド・マルティーノ(ギャングの一員)、エリカ・ヨン(占い師マダム・ルビー)、ビル・リッチモンド(ハイウェイ・パトロール)、アリス・ナン(大女マージ)、エド・グリフィス(トラック運転手)、シミ―・ボウ(食堂の男)、ジョン・ハリス(シモーヌの恋人アンディ)、カーマン・フィルピ(ホーボー・ジャック)、ジャン・フックス(アラモのガイドてティナ)、ジョン・ムーディー(バス乗務員)、ジョン・オニール(カウボーイ1)、アレックス・シャープ(カウボーイ2)、チェスター・グライムズ(バイカー1)、ルイス・コントレラス(バイカー2)、ロニー・パーキンソン(バイカー3)、ハワード・ハードラー(バイカー4)、カッサンドラ・ピーターソン(バイカー・ママ)、ジェイソン・ハーヴィー(子役ケヴィン・モートン)、ボブ・マクラーグ(スタジオの警備員)、ジョン・パラゴン(撮影所の男優)、スーザン・バーンズ(撮影所の女優)、ザッカリー・ホフマン(監督)、リン・ステュアート(女子修道院長役・マリオン)、ジョージ・ササキ(日本人の監督)、リチャード・ブローズ(ターザン)、ドルー・スアード(少年1)、ブレット・フェルマン(少年2)、ボブ・ドルー(消防士)、ジョン・ジルグリーン(ペットショップの警官)、ノリーン・ヘネシー(記者)、フィル・ハートマン(記者)、マイケル・ヴァーホル(写真家)、デイヴィッド・ローゼンバーグ(ホーボー)、パット・クランショー(同)、サンシャイン・パーカー(同)、ジル・サヴァール(ピエール)

特別出演:ジェームズ・ブローリン(本人・ピーウィー役)、モーガン・フェアチャイルド(本人・ドティ役)、トニー・ビル(ウォーナー映画社長テリー・ホーソーン)、トゥイステッド・シスター(本人)


STORY

ピーウィーはオリジナルカスタマイズされた自身の自転車が大のお気に入り。ある日、買い物に出かけた彼は、自転車を何者かに盗まれてしまう。インチキ占い師にテキサスのアラモに向かうよう告げられ、早速旅立つことに。道中、さまざまな人に出会い…。【U-NEXT作品紹介より】


ティム・バートン監督デビュー作。ピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスさん追悼で鑑賞。


ピーウィー・ハーマンというキャラクターは日本でも人気でCMにも使われていたほどだったが、この映画が製作された当時はそれほどでもなかったのか、劇場未公開。

今見てもそのハイテンションで狂気じみたキャラクターは強烈。と同時に『シザーハンズ』のエドワード、『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカなど、後のティム・バートン監督作品のキャラクターに相通じるところもある。

ポール・ルーベンスさんにとってはピーウィー・ハーマンは当たり役であると同時に逃れたくても逃れられない呪縛でもあったのだろうな。

それが後の2回の逮捕につながったのかどうか、安易な分析はするべきではないだろうけど、色々と考えてしまう。ミッキーの車に乗せてもらったピーウィーが「法律なんてくだらない」「警察は役に立たない」と言っているのも今聞くと意味深。