連続テレビ小説『あまちゃん』第7週「おらのママに歴史あり」(第40回) | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

連続テレビ小説『あまちゃん』
第7週「おらのママに歴史あり」(第40回)


作:宮藤官九郎
音楽:大友良英

出演:
能年玲奈(天野アキ)
小泉今日子(天野春子)
尾美としのり(黒川正宗)
杉本哲太(大向大吉)
橋本愛(足立ユイ)
福士蒼汰(種市浩一)
伊勢志摩(花巻珠子)
福田萌(司会・回想)、須藤公一(スーパーの主任)、エンゼルプロダクション、久慈市の皆さん
塩見三省(小田勉)
でんでん(長内六郎)
木野花(長内かつ枝)
蟹江敬三(天野忠兵衛)
宮本信子(天野夏・語り)

撮影協力:岩手県、岩手県久慈市
岩手ことば指導:菊地伸枝、だるま太朗

STORY
忠兵衛と夏は漁協に行き、組合長の六郎に引退の意思を伝える。忠兵衛は病気はきっかけで、神様が休めと言ってくれているのだと話しながら、出漁予定にあった自分の名前を消す。六郎は花巻に求人情報を持って来させる。喫茶リアスで春子たちが忠兵衛の再就職について話していると、正宗が求人誌を見せる。大吉が正宗が北三陸市の求人誌を持っていることをいぶかしむと、タクシードライバーの求人情報に丸がつけてあった。これから面接だと言って出て行く正宗。大吉は「鉄のハートの持ち主だな」と感心する。春子は昨日の夜、アキに昔のことを話したと伝え、「イタい」と言われたと話す。大吉は春子のことを応援していたと言い、有名になったら一日駅長をやってもらうつもりだったと話す。アキから話を聞いたユイは、春子がアキに嫉妬していると指摘。ユイはアキにユニット名について「JJガールズ」と「AMMA」のどちらがいいか提案する。アキは「ユイちゃん、飛ばしすぎ」と内心では思うが、その勢いは止められなかった。ユイに言われるまま「J」のポーズを取るアキだったが、呼びに来た種市に「J」じゃなくて「し」だと指摘される。忠兵衛と夏は電車に乗り、スーパーに面接に行く。ずっとマグロ船に乗っていた忠兵衛には、時給も残業も耳慣れない言葉だった。ユイとともにリアスにやってきたアキは、これから聞かれたくない話をするからと春子にどこかへ行くように言う。アキの話は種市について。春子は勉さんと琥珀を磨きながらも聞き耳を立てる。資格試験に合格してデートが出来たら、そこで思いを伝えると言うアキだったが、ユイはつきあえても3月になったら種市が東京に行くため、遠距離恋愛でも我慢できるのかと聞く。ユイは父親と東京で暮らせば種市に会えると言い、自分も東京に行くから一緒にアイドルを目指そうと持ちかけるが、春子に口を挟まれる。春子がユイに話をしていると、正宗が面接に受かったと報告に来て、夏もこっちに住んでこっちに働くことを認めてくれたと言う。夏と来た忠兵衛も明日からスーパーで働くと名札を見せる。めまぐるしい展開に頭がついていかない春子とアキだったが、何はともあれ一家5人での新生活が始まった。アキ、正宗、忠兵衛を見送った後、朝食の続きを食べようとしてふと我に返る春子。夏は嫌なら出て行けばいい、スナックも海女も辞めればいい話で何も困らない、いて欲しいのは忠兵衛だけだと言う。春子はだったら自分も好きにさせてもらうとパチンコに出かける。

忠兵衛さんが漁師を引退。
スーパーの鮮魚売場の仕事を紹介されて面接に行きますが、普通、夫婦で来ますかね。あと、いくら漁師でも時給や残業ぐらいは知っていると思いますが…。夏さんの「金銭感覚がグローバル」という釈明もよく分かりませんでした。笑
一応働けることにはなったようですが、長くは続きそうにありませんねぇ。

時折飛ばしすぎてアキがついていけなくなるユイですが、今回はユニット名を考案。JJガールズ、AMMAの他に、ウニ娘、ウニクロ、ウニやっこ。ウニクロはモモクロからじゃなくてユニクロからだと思うのだけど、違うのかな。
その後、リアスに来た時もアキは種市先輩のことを話したいのに、いまだにユニット名の話だと思っているユイ、もう頭の中はそれだけか。笑
春子はアキにどこかに行ってと言われ、カウンターから移動して勉さんと琥珀を磨き始めますが、距離的にはそんなに変わらないでしょ。と言うか勉さん、朝からずっといたのか!?

ちゃっかり北三陸でタクシー運転手の仕事を見つけてきた正宗もくわわり、5人で生活を始めることとなった天野家。半年で5倍になったから、1年後は25人という計算もよく分かりませんが、一度バラバラになった家族が再び集結するというまさにアクロバティックな展開ですね。しかもその中には死んだ人と別れた人までいますからね。笑