『シン・仮面ライダー』(庵野秀明監督) | 新・法水堂

新・法水堂

年間300本以上の演劇作品を観る観劇人です。ネタバレご容赦。

『シン・仮面ライダー』


2023年日本映画 121分
脚本・監督・コンセプトデザイン:庵野秀明
准監督:尾上克郎 副監督:轟木一騎 
アクション監督:田渕景也
原作:石ノ森章太郎 脚本協力:山田胡瓜
エグゼクティブプロデューサー:白倉伸一郎 
企画・プロデュース:紀伊宗之
プロデューサー:小出大樹、和田倉和利
デザイン:前田真宏、山下いくと、出渕裕
ラインプロデューサー:森徹、森賢正
アソシエイトプロデューサー:川島正規
撮影:市川修、鈴木啓造 照明 吉角荘介 
装置設計:郡司英雄
美術:林田裕至 装飾:坂本朗
音楽:岩崎琢 
音楽プロデューサー:島居理恵、本谷侑紀
録音:田中博信 整音:山田陽
音響効果:野口透 編集:辻田恵美 
衣裳デザイン・扮装統括:柘植伊佐夫
ヘアメイク:古川なるみ、会川敦子
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人 
ビジュアルデベロップメントディレクター:小林浩康
カラーグレーダー:齋藤精二
キャスティング:杉野剛
助監督:中山権正 製作担当:片平大輔
スクリプター:田口良子 
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀 
VFXプロデューサー:井上浩正、大野昌代
カースタント&コーディネーター:西村信宏
宣伝プロデューサー:湯口隆明、三橋剛
アクションプリビズスーパーバイザー:鬼塚大輔

出演:
池松壮亮(本郷猛/仮面ライダー)
浜辺美波(緑川ルリ子)
柄本佑 (一文字隼人/仮面ライダー第2号)
森山未來(ルリ子の兄・緑川イチロー/チョウオーグ)
塚本晋也(ルリ子の父・緑川弘)
竹野内豊(政府の男・立花)
斎藤工(情報機関の男・滝)
松尾スズキ(SHOCKER創設者)
手塚とおる (SHOCKER上級構成員コウモリオーグ)
西野七瀬(同・ハチオーグ/ヒロミ)
本郷奏多(同・KK(カマキリカメレオン)オーグ)
上杉柊平(ハチオーグの手下)
長澤まさみ(サソリオーグ)
仲村トオル(本郷の父)
安田顕(犯人)
市川実日子(イチローの母)
松坂桃李(ケイの声)
大森南朋(クモオーグの声)
谷遼、大西賢斗、志波昴星、平野舞、村本明久、加藤千尚、武本健嗣、山中良弘、梅舟惟永、上杉美浩、川崎琴之、橘レイア、山田あや乃、小田桐麗奈、竹下ひな乃、粟大和、佐藤翔、早川進人、檜山玲音、山本主税、米田敬、渡辺潤、進藤光希、西田裕輔、村田佑輔、朝日玲奈斗、伊藤浩志、イワゴウサトシ、宇江山ゆみこ、小野聖佳、小野瀬侑子、風木里咲、彩月、菅原理久十、初鹿史弥、細谷雄太、羊華、園田裕樹、月川修、小木下英樹、佐藤まんごろう、松林慶知、及川伸、松本善恵、三浦英知、今村亘、志村宗一郎、中田大輔、川西隆由樹、上田乃維、ラブ守永、ムラヤマ・J・サーシ、中村雄三、近藤隆幸、武田太一、中村源太、村井雄治、虎島貴明、越後屋コースケ、菊池康弘、田島章寛、合田慎二郎、山口智広、大南友希、広瀬さや

STORY
本郷猛は緑川ルリ子の父・緑川弘によって、プラーナの力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作として新たな体にアップグレードされる。ルリ子に赤いマフラーを巻かれた本郷はサイクロン号に乗ってバッタオーグに変身し、「仮面ライダー」を名乗る。その後、本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、SHOCKERを倒すことを依頼する。一方、ルリ子の兄・イチローは、同じく昆虫合成型オーグメントとなった一文字隼人を用意し、本郷と対峙しようとしていた。

〈シン・シリーズ〉第4弾を最速上映にて。

本篇上映前に舞台挨拶の生中継があり、池松さん、浜辺さん、柄本さん、西野さん、手塚さん、塚本さんが登壇。まだ出来たてホヤホヤだそうで、キャスト陣も2回ぐらいしか観ていないとか。

生誕50周年企画となる本作だが、個人的には仮面ライダーは空白期間に幼少期を過ごしていたこともあってさほど思い入れがない。それでもわざわざ最速公開を観に行ったのは時間がちょうどよかったのと、浜辺美波さんを見るために他ならない。笑
なので、割とネット上では興奮気味の感想なんかも見かけるのだけど、これだけの話題作なんだから、もっと予算かけようよ…というのが正直な感想。
クライマックスとなる仮面ライダーたちとイチローの対決も暗い中で地味に殴り合うだけ。カメラを揺らしてさも臨場感を出そうとしているけど、小手先に過ぎない。
うーん、とりあえず浜辺美波さんはよかったけどねぇ(目が青く光るところとか)。あと、長髪の森山未來さんに新感線っぽさがあったところと。