ニブロール『センス・オブ・ワンダー』 | 新・法水堂

新・法水堂

演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

Nibroll

『センス・オブ・ワンダー』

 

 

2021年7月2日(金)〜4日(日)

シアタートラム

 

振付・出演:

山田せつ子

木佐貫邦子

矢内原美邦

 

衣裳:ひびのこづえ

音楽:SKANK/スカンク

映像・美術:高橋啓祐

 

舞台監督:原口佳子 (モリブデン) 照明:岡野昌代 (PICOLER) 音響協力:荒木まや  

宣伝美術:岡本健+高橋啓祐 記録写真:前澤秀登   記録映像:須藤崇規

制作:後藤かおり、細田拓海


ちょうど1年前の7月に上演を予定されていたニブロールの新作公演。

 

恥ずかしながら、山田せつ子さん、木佐貫邦子さんのお名前は今回初めて知ったのだけど、矢内原美邦さんが「死ぬまでにどうしても一緒に踊りたかった」ということで実現した公演なのだとか。

 

舞台には白い紙が数珠つなぎになったものが全面を覆うように垂れ下がり、そこに滝や文字、水紋のような映像が映し出される。

ダンスは前半は3人のソロ。比較的動きとしては静かな感じだが、時を忘れて見入ってしまう。

後半に入り、照明にも色がつき、音楽や映像も入って一挙に躍動的に。特にひらがなや漢字、数字が浮遊する映像は頭で考えるのではなく、感性(センス・オブ・ワンダー)を研ぎ澄ませ、身体で感じろと言われているような気がした。

 

今日は映像収録をしていたようなので、ディレイ配信などもあるのかな。

 

上演時間1時間7分。