『本気のしるし《劇場版》』オンライン試写会 | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

『本気のしるし』

 

 

2020年日本映画 232分

監督・脚本・編集・企画:深田晃司

脚本:三谷伸太朗

原作:星里もちる「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)

製作:メ~テレ 狩野隆也、多胡慎一

プロデューサー:松岡達矢、加藤優、阿部瑶子(マウンテンゲート・プロダクション)
チーフプロデューサー:高橋孝夫、太田雅人  企画:戸山剛

コプロデューサー:福嶋更一郎

撮影:春木康輔  照明:大久保礼司  録音:岸川達也

編集:堀善介、初鹿紗梨  音楽:原夕輝、村田幸子

美術:定塚由里香  美術制作:石塚洋平

VFX:脇坂宝、武田貴之、金田愛子、遊佐和寿

スタイリスト:キクチハナカ  ヘアメイク:Ryo

スチール:白石愛  メイキング:三上翔、白井聡、奥田真吾

助監督:鹿川裕史  制作担当:渡邊翔太  アシスタントプロデューサー:原麻里奈

キャスティング:伊藤尚哉  制作統括:戸山剛

監督助手:発智新太郎、十川雅司  撮影助手:太田英、布施絢子

照明助手:後藤昴生、海老澤大介  編集助手:石川貴大

スタイリスト助手:福本紫織  ヘアメイク助手:田中優衣

制作主任:村上真二 制作進行:高田良祐  車輛:金沢明、金田知昭、下枝祐太朗

照明応援:藤田陽介、菅田貴弘、青柳淳、村田萌

ヘアメイク応援:木内香瑠、北野恵利、山田久美子  美術応援:秋友久実、伊藤勝人

編成:田中裕樹  ライツビジネス:蟹江秀果  HP:富永瞬、松本裕香  デスク:建部由紀

 

出演:森崎ウィン(辻一路)、土村芳(葉山浮世)、石橋けい(細川尚子)、福永朱梨(藤谷美奈子)、宇野祥平(浮世の夫・葉山正)、北村有起哉(サラ金・脇田真一)、忍成修吾(スタッフボルテージ社長・峰内大介)、鶴田真由[特別出演](クラブのママ)、阿部純子[特別出演](浮世の友人・桑田)、大竹直(取引先社員・吉村)、松澤匠(一路の後輩社員)、秋本雄基(同)、開沼豊(課長)、久松信美(原田部長)、山内健司(大介の父・峰内高久)、奥野瑛太(水道屋)、朝香賢徹(脇田の部下)、山東文発(同)、五十嵐勇(同)、滝本ゆに(正の母・葉山佳恵)、草薙良一(正の父・葉山栄吉)、田中里念(葉山里々香)、彩衣(5歳の理々香)、柴山晃廣(コンビニ店員)、近藤強(警官)、山野海(浮世の隣人)、山田百次(警官)、古屋隆太(黒服)、奥田洋平(同)、池田良(後輩社員の隣人)、中村僚志(レンタカー会社社員・声)、淺村カミーラ(浮世の後の住人)、古川博巳(警官)、平山大(タクシー運転手)、針原滋(辻の近所の住人)、内藤正記(浮世に絡むサラリーマン)、重岡漠、三浦圭祐、加藤逸平(スタッフボルテージ社員)、鳥越ゆみ(インタビュアー)、結城さなえ(レポーター)、林ちゑ(尚子の同僚)、知樹(桑田の子供)、本多正憲、清家怜緒奈(ファミレス店員)、日高七海(カフェ店員)、白石勇、杉井孝光(酔っ払いの同僚)、三島諒、中嶋将平(アナウンサー・声)、畑萌咲(風船の女の子)、安部康裕(社員)、小澤翔太(同)、粥川大輝(同)、坂本三桂(同)、篠崎由佳(同)、田中健志(同)、廣瀬優里(同)、矢野裕子(同)、油木田一清(同)、山城一乃、片岡丈、祖父江莉奈、石原理衣(ホステス)
 

STORY

中小商社に勤める会社員・辻一路。社内の評判はよく、恋人関係のような女性もいるが、他人に好かれるのも他人を好きになるのも苦手で、本気の恋をしたことがない。ある日、彼はコンビニで不思議な雰囲気の女性・葉山浮世と知り合う。しかし、彼女と関わったばかりに次々とトラブルに巻き込まれていく。魅力的だが隙と弱さがあり、それゆえ周りをトラブルに巻き込んでいく浮世と、それに気づきながら、なぜか彼女を放っておけない辻。辻は裏社会の人間と関わり、仕事や人間関係を失いながらも、何とか彼女を手に入れようと、さらなる破滅の道へと歩み出す……。 【公式サイトより】


深田晃司監督が初めて手がけた連続ドラマの劇場版。

カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。

 

連続ドラマ版は全話視聴して当ブログにも記事をアップしたが(第1話・第2話はこちら)、毎回24分ほどのドラマを10話分なので、ほぼそのまま繋げた分の上映時間(途中休憩あり)。

約4時間、しかも1度観ている作品ではあるけれど飽きることなく、むしろ続きが気になって見続けてしまう不思議。これはやはり浮世のキャラクター造形によるところが大きい。次は何をしでかすか分からない不安定さが観る者を惹きつける。

その一方で、一本の映画として通して観ると、一路の視点で進んでいた物語が最後の方になって浮世の視点になってしまうのは、原作通りだとしても整合性に欠けるように感じられた。

 

今回、Filmarksのオンライン試写会で鑑賞したのだが、画面左上にでかでかとSAMPLEの文字。海賊盤防止のためということは分かるけど、例えば各テレビ局のように画面右上にFilmarksのロゴを薄く入れるとか出来なかったものか。これでは作品が可哀想。

 

なお、連ドラ版で言うと第2話にウェイトレス役の髙松瞳さんは出演シーンカットの憂き目に。

名前は「協力」としてクレジットされていた。笑