『本気のしるし』第7話・第8話 | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

『本気のしるし』

 

 

2019年11月25日(月)・12月2日(月)放送 各24分

監督:深田晃司

脚本:三谷伸太朗

原作:星里もちる「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)

企画協力:小学館

撮影:春木康輔  照明:大久保礼司  録音:岸川達也

編集:堀善介、初鹿紗梨  VFX:脇坂宝、武田貴之、金田愛子(finitto Inc.)

MA:北摂サウンドプロダクション  音楽:原夕輝

美術:定塚由里香  美術制作:石塚洋平

スタイリスト:キクチハナカ  ヘアメイク:Ryo

スチール:白石愛  メイキング:石井聡  車輛:金沢明、金田知昭、下枝祐太朗

助監督:鹿川裕史  制作担当:渡邊翔太  制作主任:村上真二

アシスタントプロデューサー:原麻里奈  キャスティング:伊藤尚哉  制作統括:戸山剛

監督助手:発智新太郎、十川雅司  撮影助手:太田英、布施絢子

照明助手:後藤昴生、海老澤大介  編集助手:石川貴大

スタイリスト助手:福本紫織  ヘアメイク助手:田中優衣  制作進行:高田良祐

照明応援:村田萌(8)  美術応援:秋友久実(8)、伊藤勝人(8)

編成:田中裕樹  ライツビジネス:蟹江秀果

HP:富永瞬、松本裕香  APデスク:建部由紀

チーフプロデューサー:高橋孝夫、太田雅人

プロデューサー:松岡達矢、加藤優、阿部瑶子(マウンテンゲート・プロダクション)

 

出演:森崎ウィン(辻一路)、土村芳(葉山浮世)、石橋けい(先輩社員・細川尚子)(7)、福永朱梨(後輩社員・藤谷美奈子)、宇野祥平(浮世の夫・葉山正)(7)、忍成修吾(峰内大介)、北村有起哉(サラ金・脇田真一)(7)、山内健司(大介の父・峰内高久)(8)、松澤匠(後輩社員)、久松信美(原田部長)、大竹直(取引先社員・吉村)(7)、開沼豊(課長)、秋本雄基(後輩社員)、重岡漠(7)、三浦圭祐(7)、滝本ゆに(正の母)(7)、草薙良一(正の父)(7)、彩衣(浮世の娘・理々香(5歳))(7)、朝香賢徹(脇田の部下)(7)、山東文発(同)(7)、五十嵐勇(7)、鳥越ゆみ(インタビュアー)(8)、結城さなえ(レポーター)(8)、加藤逸平(スタッフボルテージ社員)(8)、中嶋将平(アナウンサー・声)(8)、安部康裕、小澤翔太、片岡丈(8)、粥川大輝、坂本三桂、篠崎由佳、祖父江莉奈(8)、田中健志、廣瀬優里、矢野裕子、油木田一清

 

第7話「俺、地獄に堕ちますかね?」

あいまいな関係の尚子と美奈子に別れを告げた辻は、浮世の実家に出向いて直談判する。ようやく正とその家の呪縛から自由になれた浮世だったが、監禁されていた部屋から姿を消していた…。必死で探す辻は過去に彼女が心中未遂を起こした波止場に向い、浮世にふたりで生きることを提案する。苦難はまだまだ続くが、ようやく同じ時間を過せるようになったふたりの新しい生活が始まる。

第8話「彼女は……とんでもない女です。俺は何度も裏切られた」

辻は若手有望社長の峰内から転職を打診される。帰宅してからは浮世とふたり、ようやくおとずれた凪のような幸せな時間をすごし順風満帆にいくかにみえたが…峰内から過去に浮世と心中未遂したと告げられる辻! 彼の会社が危機を迎え、峰内は会見の場から姿を消す。そして、浮世も連絡がとれない…。嵐の予感を胸に、辻はふたりを探して海へ…

 【公式サイトより】

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細川先輩、みっちゃんと手を切り(文字通り)、浮世とようやくくっついた辻。
みっちゃんが髪の毛を染めて出社してきたのが笑えたなぁ。さすがにあそこまで非常識な人はいないと思うけど、会社もそれを認めちゃってるというね。
しかも会社に損害を出してまで辻を窮地に追い込もうとしてるし…。
 
束の間の幸せな日々。蠟燭の火に照らされた2人のショットが美しい。
そんな辻と浮世の関係をかき乱すのが、スタッフボルテージ社長の峰内大介。
辻をヘッドハンティングしにきた有能な若手社長かと思いきや、その実態は取締役顧問を務める父親(山内健司さん!)の操り人形で、イメージキャラクターに過ぎなかった。
更に過去に浮世と心中未遂事件を起こしていたという衝撃の事実も発覚。
 
当然、辻は浮世を取り戻しに行くも、浮世はそれを拒む。
しかし、「(浮世に)何度も裏切られた。何度も裏切られた」と言う辻も、「傍にいてくれるだけで素晴らしい女性だよ」という峰内も完全に女で失敗するタイプやね(笑)。
土村芳さんが典型的なファムファタールではないところが(外見的にも内面的にも)、妙な説得力を生み出しております。
 
予告では浮世がそれでも辻が好きだと言ったり、細川先輩が再登場したり、浮世とみっちゃんが取っ組み合いしたり、続きが気になりますなぁ。